併設タイプ

関東

千葉県流山市

茶話やか広間

千葉県流山市江戸川台東2-19

TEL:04-7153-3911、FAX:04-7153-3932、HP:http//www.npo-support.jp/ui/

商店街の交差点という最良の立地に恵まれた場所を市から無償で借り受け、地域の居場所として市民に親しまれている。

運営団体 NPO法人流山ユー・アイネット
代表者 米山孝平
開催日時 月~金曜日の10:00~16:00
利用料 無料(入れ物を置き、「こころざし」として寄付をいただいている)

居場所の紹介

市から借り受けた建物を改築し、地域住民の交流の場としてオープン。高齢者、障がい者、子育て中のお母さんから子どもまで自由に集まり、誰でも気軽にふれあえることを目的としている。夕方になると近所の小学生が学校帰りの道草で、顔を出すなど、利用者は多世代にわたる。書道や絵手紙、英会話などの自発的なサークルが自然発生したり、小学生向け囲碁教室が開かれたりと、盛況な活動がある一方、いつ誰が来てもおしゃべりをするスペースを確保しておくなど、自由を尊重しているところも居心地のよさにつながっている。

ひと・もの(場所)・おかね

ひと

スタッフはご近所の皆さんに声をかけ、無償ボランティアとして参加。現在30人ほどおり、交代で入っている

もの

商店街の交差点にあった消防の江戸川台分遣所跡地を市の管財課と折衝して無償貸与している。

おかね

団体運営の余剰金で運営している。利用料は無料だが、「こころざし」(寄付)を希望される方が多いので箱を置き入れてもらっている(200円程度)。

運営のコツ

  • しばりを設けず自由度を高め、催し物は極力少なくする(プログラムを設定しすぎない)ことで魅力が出てくる。
  • おしゃべりをしてふれあいを広げるため、テレビは置かない。
  • 自由なおしゃべりスペースを大切にするため、自主サークルは片隅で。
  • 運営者がでしゃばらない(構われすぎると居ずらいもの)。

その他

最近、16:00以降に「酒(ささ)やか広間」としてオー プンした。リタイアするまで地域との接点が少なかった男 性の参加率が高い。プログラムをもうけ参加者を募るので はなく、ただ集まり、お酒を飲みながら、おしゃべりする。 男性にとっても居心地のよい場所になっている。

主催者談

家に引きこもりがちな高齢者は、認知症になりやすい。茶話やか広間では、ボランティアさんがボランティアをする事で将来の介護予防を。利用者さんは、人とコミュニケーションを図って脳を活性化させることで現在の介護予防となっている。

ふれあいを望む人であれば誰もが利用できる、文字通りの市民の大広間!気軽に遊びに来てください。(米山孝平さん)