併設タイプ

北海道

北海道川上郡

のどか倶楽部

北海道川上郡比布町寿町1-1-1

TEL:0166-85-3434、FAX:0166-85-3005

しがらみの強い地域に、住民の誰もがここで自由におしゃべりできることをめざして、“よそ者”がつくったふれあいの居場所。

運営団体 NPO法人のどか
代表者 高木悟
開催曜日 月~金曜日 10:00~18:00
利用料 なし(持ちこみ可)
おやき70円、のどか特製そば500円

居場所の紹介

人口約4,300人。8~9割が地元住民で、しがらみも強い農業中心の町。スタートして半年になるが、住民は、横目に覗くが居場所に顔を出さない…。しかし、最近は子どもたちが「おやき」を食べに集まり、楽しみだした。続いて、居場所の必要性を感じた新住民がスタッフに…と現れた…。冬休みには寺子屋を企画中。また、のどか特製そばも食べられる「麺どう菜」は11/1にスタート。どんどん進化中。これからの広がりや発展が楽しみな“よそ者”がつくる居場所。

きっかけ

当初、障がい者就労支援などの理解と説明を兼ねて地域交流として半年ほど映画鑑賞会を開催。しかし、半年で数名の参加実績。その後、2008年4月から現在の居場所となる。

ひと・もの(場所)・おかね

ひと

当初のスタッフ→NPO法人の職員2人
利用者3人ほどからスタート。

もの

建具屋だった店を無償で借りた。「おやき」を焼く機械も、ほとんどの物が持ちよりかもらい物

おかね

立ち上げ費用:50万円ほど(自己資金) ある物で何かができる?!
運営費用(年間):まだ、はじめたばかり

運営のコツ

  • 利用者のニーズや地域環境などに、いつでも変化・対応できることが大切です。
    例えば、当初は、高齢者と障がい者が中心の場と考えていましたが、子どもたちが集まってくるようになりました。そこで、子どもと障がい者や高齢者が一緒になって、この地域の人を主人公にした紙芝居を作成することを企画。来る人や状況の変化に応じて活動を自由に変えていけるのがふれあいの居場所です!

主催者談

このサロンは町民ではない私たちが、この町で仕事をさせていただいている感謝の意味もあります。また、障がい者就労の理解も含め、住民自身がまちづくりに参加できるきっかけづくりと考えています。はじめたばかりですが、今、数人の賛同者から協力したいとの声があります。

居場所をつくるのが目的ではありません。あなたは、居場所の向こうに何が見えますか?何のために居場所をはじめたいかということが大切だと思います。
ここは、どんな組織にも制約を受けていない自由な居場所。ここでは思ったことを自由に話すことができ、町民の声が聞こえる場所にしたい。今後の目標はこの地域住民の方と個別に活動されている個人・団体と連携し「町民意見マップ」のプロジェクト
(町民のニーズなどを集約する)を町民の方と作成したい。遊び心が大切です!(高木悟さん)