今後の課題として
県内には、社会福祉協議会、民生児童委員を中心に、月に1度の「いきいきサロン」が1,000カ所を越えています。さわやか福祉財団で推進する「ふれあいの居場所」は、いきいきサロンに比べ、まだまだ知名度や理解は低く、県民のイメージは今ひとつではないかと感じています。
誰もが参加できる「ふれあいの居場所」は、自治体や地域にとってもコミュニティを再認識できるだけでなく、参加する個人の生き方を支える公益活動でもあります。同時に、さまざまなボランタリーな活動の中でもハードルが低く、新しい支え合いもすぐに生まれやすいと思います。志と活動の中心になる人の理念が確立していれば、誰でもはじめられる活動です。
今後は、さわやかインストラクターとしても仲間とともに「ふれあいの居場所」の役割や本質の理解がすすむ啓発活動に力点を置いていきたいと思います。