「名刺」の裏面に、あなたの行っている「社会に役立つ活動」や、あなたが会員になっている「社会に役立つ団体」を載せましょう。それが「あなたの人生」を充実させ、「あなたの家族」を幸せにします。
何のための運動ですか？
- これからの日本の少子高齢社会では、生活に必要なサービスを自分のお金で得る「自助」や、主に税金による行政サービスである「公助」だけでは、地域社会に住む一人一人が満足した生活を送る事が、難しくなってきます。
そこで、地域の中で支え合う「共助」の仕組みを推進する必要が出てきます。そのためには、地域に暮らす一人一人が、ＮＰＯや地域活動に自主的に参加したり、会員費や寄付金を払って資金的に援助をする必要があると考えました。 - 日本の社会では、自分の行っている「社会に役立つ活動」を表明する事は「陰徳の美」という価値観に反することである、と考える風潮があります。しかし、これからの社会では善意の行動の環を広げることも、同じくらいに価値のあり、必要になってくると考え、手段として名刺の裏に刷る事を提案しているのです。
ビジネスマンが参加すると？
- 名刺の交換相手と会話がふくらむ
- あなたの「人となり」がビジネスの相手に伝わる。
- あなたの応援したい「社会に役立つ活動」が広がる
- あなたの会社の信用力が高まる
- 「あたたかい地域社会」が実現する。
こんなメリットが考えられます。
作戦に参加するためには？
- 地域のＮＰＯや団体を探してご自分で参加したり、寄付をする。
- まずは「名刺両面大作戦」を広める活動に参加する。
◎検索してみましょう
現在では、インターネットには、ボランティアや寄付の情報がたくさんあります。ご自分で検索して、ご自分にあった活動を見つける事が可能になっています。地域や活動内容などを選んで問い合わせてみましょう。
◎名刺両面大作戦を広めてください
一番手軽で、今にでも始められる活動は、この「名刺両面大作戦」のことを、職場の皆さんや、お友達に、ご紹介いただくことです。 そして「名刺を作ってみた」とか活動の報告をして下さい。詳しくは 「これからの活動の主役はあなた」をご覧下さい。
◎さわやか福祉財団の活動をご紹介します
さわやか福祉財団でも全国で「ふれあいボランティア」活動を推進しています。興味をもたれた方は「全国ボランティアネットワーク情報」をご参照ください。
さわやか福祉財団のこれまでの活動
さわやか福祉財団では、これまでも、名刺両面大作戦をＮＰＯの団体の方や、企業のＣＳＲ部門の方などに働きかけてきました。その結果は財団の月刊の情報誌「さぁ、言おう」の中の連載「名刺両面大作戦リポート：「知りあう」「ふれあう」「助けあう」～名刺から始める社会参加」で発表しています。
今まで活動の中から生まれたアイデアに、「いきいき人生達人賞」の制定と「名刺両面大作戦推進市民委員会」の発足とがあります。前者はすでに、地域のＮＰＯ活動等をご自分の名刺の裏に刷っている方を表彰してしまう企画です。理事長の堀田力を始め、財団の担当者は、名刺交換をした際に、裏にすでに「社会に役立つ活動」を印刷されている方に名刺大の表彰状をお渡ししています。
※名刺両面大作戦に賛同され、組織的に「名刺両面大作戦」に取り組みたい団体や、会社の関係者の方は、名刺両面大作戦担当（野島、大畠、中島）まで、ご連絡ください。また、すでに名刺両面大作戦を実行している団体、会社の方も、ぜひ情報をお寄せください。
これからの活動の主役はあなた
名刺両面大作戦市民委員会とは、さわやか福祉財団から始まったこの活動を、より広げるためのプラットフォームです。この活動に参加する誰もが「委員」を名乗る事ができます。
ですので、今、私たちがお渡ししている、「いきいき人生達人賞」の表彰状のデータ（※）をダウンロードして、仲間を増やすこともできます。
（※）マイクロソフトワードファイルで対応用紙はAveryの Ｊ21149-10, J21031T-10, C91149T-10, CL71149CE-5です。
名刺両面大作戦市民委員会は、発足したばかりです。活動の仕方は、あなたの自由です。
私たち一人一人が、参加する事によってより良い社会を作っていきましょう！
名刺両面大作戦が、その一歩を踏み出すきっかけになることを祈っています。