教育再生民間会議について

教育再生民間会議は、
 子どもも大人もすべての人が、それぞれの能力をのびのびと発揮しながら、助け合っていきいきと暮らせる社会をめざして、すべての子どもたちにのびのびと学ばせ、その能力を存分にのばすことを目的として、設立した民間団体です。

 

 政府の教育再生会議が第一次報告を安倍首相に提出しました。
「再生会議」の教育改革の内容の骨子は、以下の3点です。
(1)「ゆとり教育」を見直し、学力を向上する(2)学校を再生し、安心して学べる規律ある教室にする(3)すべての子どもに規範を教え、社会人としての基本を徹底する。

 これは、平成8年に中央教育審議会の第一次答申「21世紀を展望した我が国の教育の在り方について」で提言した‐子供に[生きる力]と[ゆとり]を‐を否定し、かつての管理教育、知識偏重教育に戻すものです。これが、子どもたちの心を歪め、数々の問題を引き起こしたことは、みんなが経験し反省したところです。

「教育再生民間会議」は、「教育再生会議」に対して新たな提言を出しました。

平成17年に結成した「総合的な学習の創造的な展開を推進する会」は、かねてから、子どもたちの人間力を高めるために、総合的学習の充実を主張してきました。
これを発展させた「教育再生民間会議」は、その立場から、政府の提言に対して教育全般について独自の提言をいたしました。その「提言」の骨子は、

すべての子どもたちにのびのびと学ばせ、その能力を存分にのばすことを目的とするものです。

 ご覧いただきどちらがよいか、日本の未来人のために、国民みんなで考えてほしいと願っています。

参考(これまでの経緯)

2005年6月22日 「総合的な学習の創造的な展開を推進する会」を結成する代表:小山内美江子、嶋野道弘、堀田力、牟田悌三
8月7日 「総合的な学習を推進する緊急シンポジウム」を開催する「総合的な学習の想像的な展開を進める緊急アピール」を行う
9月21日 中央教育審議会の総合的な学習の時間専門部会に緊急シンポジウムのまとめ及び緊急アピールを提出。教育課程部会委員に郵送する
2006年2月20日 教育専門紙上で紙面座談会、支援アピール文紹介等を重ねる
3月9日 中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会長、及び、文部科学省教育課程課長に、「『「総合的な学習の時間』の授業時数の確保についての要望書」提出する
8月2日 ネットワークによる「総合的な学習の時間」シンポジウム開催する
10月 政府の「教育再生会議」設置を機に、「総合的な学習の創造的な的な展開を推進する会」を発展させた「教育再生民間会議」を結成する
2007年1月24日 「教育再生会議」の第一次報告が政府に提出される。それに合わせて、同日「教育再生民間会議」の提言を記者発表する
6月22日 総合的な学習の時間の充実を求める「教育再生民間会議」提言を文部科学省初等中等教育局長に提出し、中央教育審議会教育課程部会委員に郵送する
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