おしゃべり倶楽部

助成額

助成⾦の活⽤内容

この助成金を活用して、「おしゃべり電話」を広く市民に知っていただく周知活動と、人材育成に役立たせていただきたいと考えております。おしゃべり電話は、現在17名の方が登録をされており、一日に電話をする人数は14名程となっています。一人暮らしで健康状態に不安があり、安否確認を希望されている方から、同居家族がいても孤独で話し相手が欲しい方と様々な方がいらっしゃいます。

また、人と会うことは苦手な方が、電話で交流を継続するうちに、徐々に信頼関係を築き、通いの場であるおしゃべり倶楽部に参加することができるようになった方もいらっしゃいます。私たちの活動は、孤立・孤独を感じている方が一人でも地域とつながり、他者と関わることで孤立の解消を防ぐことを目的としています。ですが、この活動を知っていただくための周知や発信が弱く、必要な方に情報を届けられていないことが課題と感じています。現在登録している方の大半は高齢者ですが、全世代を対象としており、特に子育て中の母親、悩みを打ち明けられない子育て世代に利用していただきたくことで、世代を超え支えあう地域を作っていきたいと思います。

また、おしゃべり電話のスタッフは60代から70代の女性です。スタッフは、例え体が不自由になっても、活動ができるという点がメリットだと感じており、高齢者が支える側に回ることで地域共生社会の実現の一助を担うことができます。そのためのスキル（傾聴や共感）を身に付けるための研修を行い、次世代に続くスタッフを育成していきたいと考えております。この助成金を活用し、周知活動及び人材の育成に力を入れ、一人でも多くの人に利用してもらえるよう活動を発展していきたいと考えています。

活動報告

準備中