「地域助け合い基金」助成先報告
NPO法人 ここたす
京都府南丹市 ウェブサイト



助成額
150,000円(2025/01/31)助成⾦の活⽤内容
家庭環境に関わらず、子ども自身が望めば、食事、学習、体験活動の機会が得られる環境づくりに取り組んでいます。これまでにも長期休みには、子ども達が自分たちの昼食を作り、様々な体験活動をする「こども体験プロジェクト」を実施してきました。より日常的に継続した居場所が必要であると思い、2024年の9月より、毎週木曜日に子どもは無料の子ども食堂「おかえり食堂」を開設しました。初回から小学生や幼児とその保護者など30名以上の利用があり、口コミで地域に浸透し、2学期の終業式の日には118名の利用がありました。子ども達は毎週楽しみに利用してくれていて、子ども達の「ただいま!」の声に、スタッフも地域の住民も元気をもらっています。これからも子ども達の安心できる居場所を続けて行けるように応援よろしくお願いします。
活動報告
NPO法人ここたすでは毎週木曜日の放課後に、おかえり食堂(子ども食堂)を開催しています。この度、「地域助け合い基金」を活用させていただき、2025年1月~3月の子ども食堂の開催をすることができました。2024年9月の子ども食堂の開設当初、毎回30名ほどの利用を想定していましたが、想定の倍以上の利用があり、2024年12月で2024年度の予算が底をついてしまい、活動資金の調達に苦慮しておりました。一時休止も検討していましたが、せっかく地域に浸透してきた地域の居場所をなくしたくない!という思いで、「地域助け合い基金」に助成をお願いしました。おかげさまで、子ども食堂を継続して開催することができました。
あっという間の3か月間ではありましたが、その間にも活動は前進し拡大しました。
京都新聞に掲載され、SNSを見ない高齢者層への認知が広がりました。近隣の独居高齢者に子ども食堂の食事のお届けをし、コミュニケーションのきっかけとなっています。3月に休止することなく継続できたことで、6年生が小学校を卒業し中学生になる大切な時期を見守ることができました。
また、将来的な地域活動の担い手の育成の必要性を感じ、地域の高校、大学への活動の説明を行い、学生ボランティアの受け入れを積極的に行っています。市のボランティア募集のお知らせに掲載したところ、大人のボランティアさんも来てくださるようになり、子ども達の出会いの幅が広がっています。
正直なところ、資金面での不安はずっとありますが、協力者、関わる人、関心を持ってくださる方が増えてきて、人との繋がりが団体の大きな財産であると感じています。
今後の展開
NPO法人ここたすでは、子ども達が現在置かれている環境に関わらず、子ども達が望めば、食事、学習、体験活動を得られる環境づくりを行っています。2025年度からは、子ども食堂に加え、学習支援、こども宅食にも力を入れる予定です。
地域の皆さまが、地域の子ども達に目を向け、地域全体が子ども達にとって安心できる居場所になることを目指し活動をしています。子ども達のより良い環境づくりのために、NPO法人ここたすへのご支援をお願いします。
●ご支援の方法
・米や野菜、食品の提供
・募金、寄付金
・ボランティアとして活動に参加する
など、皆さまの可能な形でご協力いただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。