「地域助け合い基金」助成先報告

 金沢町福祉会

愛知県豊川市
居場所見守り配食・会食その他

助成額

150,000円2024/11/22

助成⾦の活⽤内容

金沢町福祉会の活動は、金沢町民はもちろんのこと、同町内の社会福祉法人施設の入居者や工場勤務の外国人労働者等の金沢町に関わる全ての人が参加対象であり、飲食やレクリエーションを通して互いの存在を意識し、顔馴染みになる、世間話ができる、ホッとできる、笑い合える、そんな交流事業の企画運営が目的である。

交流事業開催にあたっては、主たる収入である助成金と補助金を充て参加費無料で気軽に誰でも参加できる事業を目指している。金沢町は自然豊かな地域で農家も多く、交流事業の開催に賛同すり皆様からお米や野菜等の寄付をいただき成り立っているが、参加者増加と事業費のバランスを考慮すると今後は予算の都合で内容縮小もやむ負えない状況にある。しかし、今後の活動定着の為にも今、交流事業を縮小化することは良くない。これからの交流事業について再考し未来に繋がる現実的な運営を再構築する為に「地域助け合い基金」を有効的に活用したい。また、活動拠点であり、災害時の避難場所でもある金沢構造改善センターの調理場は老朽化し、役員が調理物品等を自宅から持ち込むこともある。最近行われたカレー交流会では、金沢町の農家さんから美味しいお米をたくさんいただき調理をしたが、長年使用している五升炊きのアルミ製炊飯器にお米がこびり付いてしまう状況がある。
五升炊き炊飯器は、カレー交流会のみならず、新年度に開催予定の新春レクリエーションで五平餅等を作る際など、多くの交流事業で必要不可欠である。
新たに五升炊き炊飯器を購入し金沢町で出来た美味しいお米を参加者の皆様と味わいたい。調理設備補修は、今まで以上に安心安全な飲食物の提供につながり、調理担当する役員のモチベーション向上にも繋がる。金沢町のお米や野菜の良さを知ってもらう機会にもなり、災害時の炊き出しや食のサポートの訓練や防災力の向上の効果も期待できる。

「地域助け合い基金」は調理場設備補修と金沢町福祉会の開催の交流事業費として大切に活用したい。交流事業の中で、積極的に「地域助け合い基金」の取り組みについて伝える機会を設けることや地域の方からの寄付についても感謝を伝えていきたいと考えている。

活動報告

金沢町に携わる各部会が集結。それぞれの視点で事業の企画や運営サポート。役員はボランティア。収入は助成金や寄付(現金、農産物など)のみ。金沢町民、同町内の社会福祉法人施設の入居者や工場勤務の外国人労働者が参加し、飲食やレクリエーションを通してお互いの存在を意識し、顔なじみになる、世間話ができる、ホッとできる、笑いあえる、そんな交流事業を企画運営する。 
コロナ禍で廃止になったり縮小した交流事業もあり、これから徐々にもう一度立ち上げていかねばと思っています。区民が参加して成り立つ交流事業。幸い金沢区民は、コロナ禍で疎遠になった分を挽回しようというエネルギーを感じさせてくれています。

今後の展開

交流事業を通じて、誰もが安心して暮らせる金沢町を目指している。田舎町で先祖代々この土地に住む人や高齢者が多いが、町内にスーパーマーケットやコンビニ、喫茶など町民が集う場所は少ない。コロナ禍で町民同士のコミュニケーションは希薄な状況である。その為、本来なら、顔馴染が多いはずの町民が交流事業を活用し交流する場とすることで互助関係を強化し、世代を超えて関わることが出来る金沢町になる。さらに、災害時の援護やコミュニティの構築に繋がることで災害に強い金沢町にする。
交流事業は助成金や寄付を費用に充て、運営は福祉会役員がボランティアで活動している。交流事業の更なる
活性化のためにも資金面の課題は大きい。コロナも明け今年度は参加者が増加し大盛況で終わっている。参加者数と事業費のバランスを考慮すると今後は予算の都合で内容縮小もや無負えない状況にある。しかし、軌道に乗り活性化してきた交流事業を現時点で縮小することは金沢町に為に良くない。これからの活動定着の為にも事業内容を再考し、より良くしていくこの大切な時期に、貴重な寄付金を有効に活用したい。

添付資料