「地域助け合い基金」助成先報告
23日の会・清輝橋二丁目町内会
岡山県岡山市北区


助成額
97,000円(2024/12/12)助成⾦の活⽤内容
23日の会は町内の高齢者が増えていく中で、日頃から親身に付き合い、これから先、災害など発生した際に助け合う体制にしておくための情報共有・おしゃべりの場・居場所です。フレイルについての勉強会や、予防体操なども行いながら意識や体力の向上にも努めています。今後もこのような活動を継続していくことで、いざという時の支え合いの基盤を構築することへつなげていきます。
23日の会以外では、町内の役員会の集まり等に利用しています。しかしながら、以前は町内の掃除の後に少し集まったり、町内のイベントの準備などに利用したり、23日の会としてではなくともおしゃべりの場・居場所として町内の住民が利用していましたが、酷暑・極寒の影響により、利用しにくくなっている状況です。
エアコン設置により、利用しやすくなれば、より活発に地蔵堂を利用した活動ができるようになると考えております。
活動報告
清輝橋二丁目町内会には、地蔵堂という小さな集会所があります。毎日周囲の掃除を行ったり、プランターの水やりをしたり、部屋の中にあるお茶やお水を毎週交換したり、掃除を毎月行うなどしております。
この地蔵堂を利用して、10年ほど前から23日の会という名前で、孤立しがちな高齢者を元気づけることや、近況報告などのおしゃべりをお茶のみをしながら行っています。
この居場所を拠点として、私たちの地域のつながり、親密度が強まっていることを実感しております。今後もこの活動を発展させていきたいと考えております。
今後の展開
発足当初は一人暮らしの高齢者の確認や、近況報告、その他各家の家族層の確認を主に行っていました。その後、町内会長や町内の民生委員の協力により、一人暮らしの高齢者だけではなく町内全体での近況を報告するようになりました。そうすることで、近年問題視されているような大きな災害に対しても、もしもの時どのように動くかといった話までおしゃべりの中で対策を考えるようになっています。町内での助け合いや連携が取れやすいため、必ず役に立つと感じています。エアコン設置により活動しやすくなったことから、暑い寒いに左右されずより多くのメンバーがおしゃべりに参加できるようになったため、より活発な話し合いができることを心から楽しみにしています。