「地域助け合い基金」助成先報告
NPO法人 さがみはら子どもの居場所サミット
神奈川県相模原市南区 ウェブサイト



助成額
150,000円(2024/09/26)助成⾦の活⽤内容
「さがみはら子どもの居場所サミット2024」は、2024年11月30日に開催され、助成金を活用して地域の子ども、生活困窮者、障害者などを支援する活動を行います。このサミットは、多様な背景を持つ人々が交流し、支え合う地域づくりを目指すものです。以下に、その目的と具体的な活動内容をまとめます。
【活動の目的と狙い】
1. 地域コミュニティの強化
子ども、生活困窮者、障害者の方々などが安心して集まり、交流できる居場所を提供し、地域全体で支え合う仕組みを作ることを目指します。
2. 子どもたちの支援と育成
経済的に厳しい家庭の子どもたちが、学びや遊びを通じて成長できる場を提供し、地域の大人と交流する機会を増やします。
3. 生活困窮者や多様な背景を持つ人々の支援
困窮者が支援を受けるだけでなく、地域の一員として参加できるよう支援します。また、障害者や外国人の社会参加を促進し、孤立を防ぎます。
【具体的な活動内容】
1. サミットとワークショップ
11月30日のサミットでは、地域の支援団体や専門家が参加し、「地域共生」「子どもの居場所づくり」などをテーマに講演やパネルディスカッションを行います。ワークショップを通じて、地域課題の解決策を考える場を提供します。
2. 子ども向けプログラム
絵本の読み聞かせやeスポーツ、学習支援のワークショップなど、子どもたちが楽しみながら学べるアクティビティを開催します。
3. 生活困窮者向けの支援相談会
生活困窮者を対象に、福祉や生活支援の情報提供と相談会を実施し、専門のカウンセラーが個別に対応します。食材支援や生活物資の配布も行います。
4. 多文化交流イベント
料理教室や文化紹介イベントを開催し、多文化理解を深めるとともに、生活支援のためのサポートも提供します。
5. 地域ネットワーキングの促進
地域の支援団体やボランティア、自治体、企業などが参加し、情報交換や新たな協力関係を築くためのネットワーキングの場を提供します。
【地域とのつながり方】
地域の皆様や自治会、企業、NPOと連携し、サミットの運営に参画してもらい、地域住民が主体的に参加できる仕組みを整えます。また、広報を通じて住民の参加を促し、彼らの意見を今後の活動に反映します。開催後は「報告書」を発行し、現地に来られなかった方々にも情報を発信します。
このサミットは、地域全体で多様な人々を支える体制を作り上げ、この地域が共生社会として発展することを目指しています。
活動報告
1. 活動内容と成果
「さがみはら子どもの居場所サミット」の理念は地域のつながりを確立し、誰もが居場所を感じられる活動を広げていくことです。この助成金を活用して、地域住民の交流と支援の場を提供することを目的とし、複数のイベントやプログラムを実施することができました。
サミット開催当日は「地域7団体の活動紹介」や「有識者によるパネルディスカッション」、「11団体のブース出展」、「ドコデモこども食堂の試食コーナー」、来場した子どもたちによる「ワクワク工作コーナー」、そして「こども委員会」による発表など行いました。
活動団体や支援者、地域住民が自由に集まり、お互いの関心や悩みを共有し合いながら地域社会の課題に対する意識を高めることができました。 特に、子どもや高齢者、地域の支援が、必要な人々を中心にそれぞれのニーズに合わせた居場所づくりを進めていく必要があると再認識する場となりました。
また、地域のボランティア団体やNPO法人との協力を強化し、みんなで支援し合える関係を築くことができました。 今後もより多くの地域住民が積極的に参加し、居場所作りへの意識が高まるとともに、地域の助け合いの輪が広がるきっかけとしてサミット開催を継続的に行ってまいります。
2. 苦労した点と課題
参加者を呼び掛ける際の課題として、地域住民が活動に参加するきっかけを作るのが難しいという点がありました。 特に、日常生活が忙しい人々や、過去に地域の活動に参加したことがない人々にとっては、まず第一歩を踏み出すことが難しいという意見が出ました。
また、地域内での情報発信や参加者への周知をどうするかも課題でした。 特にインターネットやSNSを利用しない世代へのアプローチが不足しており、対面での案内や手紙での告知を強化していくことも必要だと感じました。
3.新たな地域のつながりと気づき
「さがみはら子ども居場所サミット」の参加者は、地域における助け合いや支え合いの重要な気づき、今後も継続的に交流を続ける努力を持つようになったのではないかと感じています。
また、相模原市内には多くの地域資源が眠っていることに気づきました。地域の特産品や伝統、文化を尊重した新しい地域づくりができる可能性があることを住民同士が共同で活動しながら気づきました。
4. 参加者の声と新たな協力者の状況
参加者からは、「地域のつながりがあった」「これからも少しイベントに参加して、地域に貢献したい」といった前向きなお声をたくさんいただきました。
また、新たな協力者として、地元企業や教育機関からの支援が得られるようになりました。これにより、地域内での活動がさらに広がって見え、地域住民以外のサポートも増えてきました。この協力関係を今後も維持し、地域をより強固に支えネットワークとして発展させていきたいと考えています。
私たちは地域の絆を固め、安心が居場所を感じられる社会を目指しています。
誰もが安心して参加できる場所を提供することで、助け合いの精神が根付く地域社会を構築していきたいと考えています。
この活動は、まだ始まったばかりですが、参加者と協力者との関係がしっかりと築かれてきました。
地域の力を最大限に引き出し、さらに多くの人々が共に支え合う社会を目指して、今後も活動を続けていきます。 ぜひ、この輪の中に参加して、一緒に地域づくりを進めていきましょう!
今後の展開
「さがみはら子どもの居場所サミット」がおくる次の企画は、「さがみはら 子ども・子育て・ママ&パパ 支援大賞 2025」です。
団体・個人・事業者等が取り組む子どもと子育て、そしてママ&パパへの支援活動に対する表彰とそれをサポートする企業や個人スポンサーの方々とのマッチングの場を創設しました。
皆様の素晴らしい活動を広めたい!
【3つの特徴】
1. 大賞の副賞は10万円!
活動には資本が必要です。素晴らしい活動をより発展・継続させていくために、大賞の副賞として賞金10万円をお渡しします。今後の活動のための資金としてお使いください。使途は自由、報告義務もありません。
2.大賞は来場者全員の投票で決まる!
ノミネート(一次選考通過)された活動は開催日当日にプレゼンテーションを行い、その後、会場にいる全員での投票で大賞を決定します。誰もが納得するクリーンな形で大賞が決まります。プレゼンテーション次第では大賞を逃したけれども部門賞などに輝く場合もあります。
3.交流会はマッチングの場
表彰式の後は、ノミネートされた団体・個人・事業者等とそれをサポートする企業・個人スポンサーとの交流会があります。厳正な一次審査を通過したノミネート活動と、支援をしたいけれどもどこに何をしていいかわからないというサポーターとをつなぐ場です。簡単な軽食とお飲み物をご用意いたします。自由な歓談の場としてお過ごしください。
すでに多くの企業・団体から協賛や後援としてサポートを受けております。
期待の大きさを感じます。
ご協力ご支援をよろしくお願いいたします。
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