「地域助け合い基金」助成先報告

 ティン5の会

沖縄県うるま市
配食・会食その他

助成額

150,000円2024/08/30

助成⾦の活⽤内容

以前から交流のある近隣5つの自治会(ティン5の会)。コロナ禍だったこともあり2018年以降活動休止しておりました。今回は、区民、子どもたちにも防災意識の向上と世代間交流によるコミュニティの拡充に資する防災運動会を計画しております。
プログラムは、防災クイズ、・担架を作って移送リレー、消火リレー、当日炊き出しも行います。
物価高騰を鑑みまして、開催を躊躇しておりましたが、本基金の情報を得て、応募させていただきました。

活動報告

ティン5の会で初の合同防災運動会を開催するにあたって、一つの課題が資金でした。今回、さわやか福祉財団の「地域助け合い基金」助成が決定し準備を進めました。
私たちティン5の会は小学校校区内5つの自治会から結成しており、コロナ禍で2019年以来久し振りの開催でしたが、5つの自治会のうち4つの自治会長が変わったことで、連絡や日程調整がスムーズにはいかず、防災についてもネットや書籍など情報をかき集め計画、開催までに6回会議を重ねました。
近年、災害が多発していることもあり、防災意識を高めることを目標に子どもから高齢者まで幅広い年代で楽しめる、参加してもらえるように工夫しました。

子どもたちが着ぐるみ(ティラノサウルス)リレーのコミカルな姿でかけっこ競争をしたり、消火リレーなど興味が湧くプログラムを組立てました。告知は小学校から保護者向けの連絡ツール(スクリレ)で発信手配、高齢者は支援係と連携して、高齢者が参加できるプログラムの発案。運動会以外では、市役所の危機管理課と連携し、簡易トイレ、段ボールベッド、防災バッグの展示。損保ジャパンさんへ依頼し、ワークブース(ビニールで作るポンチョ、新聞紙で作る食器)と、子どもたちへ防災紙芝居を披露して頂きました。
担架作成・移送リレーでは消防署からダミーの人形40キロ×5体を借用、手間と時間がかかったのも事実です。炊き出しでは、朝早くから沢山の方が手伝ってくれてとても助かりました。運動会以外でも、「小学校の同級生なのよ」と久しぶりに会話を弾ませている80代の方、「今日は、いっぱい防災の勉強した」と自慢げな様子の子どもたち、参加した方々の笑顔を見ることができて嬉しかったです。

一人ではなく、沢山の人と関わり、地域みんなで同じ目標に向かって作り上げていく…今回とても良い運動会でした。私自身今年からの新米自治会長なので皆様と共に地域を盛り上げていきたいと思います。

今後の展開

ティン5の会では、運動会、グラウンド・ゴルフ大会を開催してきました。今回初の防災運動会もとても楽しかったです。部活動の大会が重なり、参加できなかった児童が多かったのが残念です。
ティン5の会は、自分の地域だけではなく、近隣自治会すべてに於いて、今まで通り地域の皆様と共にどんなことをやりたいのかを話し合い、地域活性化、子どもから高齢者の世代間交流に力を入れ、いつまでも住み続けたいまちを目指して頑張りたいと思います。

添付資料