「地域助け合い基金」助成先報告
白島地区老人クラブ連合会
広島県広島市中区


助成額
150,000円(2024/05/16)助成⾦の活⽤内容
白島地区老人クラブ連合会(以下白老連)では生活支援の活動を行っているが、より幅広い方への周知を行い、活動の幅を広げようと考えている。そのため、活動時に会員が着用するビブスを購入し、白老連や白老連の活動の周知と生活支援サービスの利用人数の増加を目指す。また、現在白老連で行っているサロンの1つに集会所で映画を鑑賞するサロンがあるが、その際に使用するプロジェクターを他団体に借りているため、満足に活動ができないことがある。白老連専用のプロジェクターを購入することで、安定したサロン運営を行うとともに、集会所で白老連が主催となって行う勉強会でも活用が見込まれる。広島市からの助成金ももらっているが、生活支援サービスの補助金は人件費が360,000円を占めており、運営費の100,000円は拠点の光熱費と電話代でほぼ全額使うことになるため、捻出が困難である。サロン運営助成金でも全額の支出が難しいため、本助成金の応募に至る。
活動報告
専用のビブスを購入し、活動の際に着用することで活動の周知につながった。現在生活支援の依頼件数が増えている訳ではないが、継続的な使用により地道に周知を図る。プロジェクターはこれまで映画鑑賞時に他団体に借りていたものが、自団体で用意できることとなり、満足な活動を行うことができている。また、当初は予定になかったが、本助成金を活用して事務所に電子レンジを置くことができた。来客対応時等に使うべく、これまでも購入を希望していたが、利用できる助成金や自主財源が無く、本助成金を利用して購入した。来客対応のみならず、映画サロンや会議のおともに幅広く活用している。当番制で土日含めて毎日誰かが事務所にいることで、生活支援の依頼や相談だけでなく、井戸端会議のように気軽に話ができる居場所を作ることができている。
今後の展開
現在は依頼件数をさらに増やすべく、メニューの見直しや適切化を行っている。まだまだ周知が足りないと思っており、チラシの配布やビブスを着用しての活動で地道に周知を図っている。また、近隣の専門学校とも連携し、定期的に学生が事務所に常駐するようになった。学生の常駐についても周知を行い、よりよい体制を作ることを目標としている。今後も地域の皆様のお役に立てるような活動を行っていきたい。