「地域助け合い基金」助成先報告

 MINO COOL JAPAN

岐阜県美濃市 ウェブサイト
居場所

助成額

147,000円2023/12/26

助成⾦の活⽤内容

今は使われていない市内のお寺の敷地内に美濃市内の出店者を募り、美濃で暮らす人の世代を超えた交流ができる、市場を開催していきたいです。
美濃市で暮らす中で、美濃市の魅力は「人」だと考えるようになりました。そこで前職である保育士のスキルと協力隊の活動の中で知り合った市内の子どものための体験をしている団体と連携し、みのっ子市を企画・主催してきました。
2023年5月~12月までの8ヶ月毎月開催してきました。
頻度と来場者が定期的に参加しやすいようにアンケートを実施し、3月の暖かくなる月から来年もみのっ子市を継続していきたいと運営する計画を立てました。
美濃市内の子どもや子育て世代が交流できるようにと始めたみのっ子市ですが、高齢者や外国人の方にも足を運んでいただき、多世代交流や観光客にも足を運びやすいような場にしていきたいと計画しています。
そのためには高齢者を支援する組織や高齢者が興味があるステージや出店者の繋がりづくりなどこれまでの繋がりをより広くしていく必要があります。多くの市内組織や個人と連携し、美濃市内での交流を作り豊かに暮らせるようにしていきたいです。
この基金はみのっ子市で安心して過ごせるような環境づくりに活用したいです。

活動報告

<どのような活動ができたのか>
開催イベント名:みのっ子市
実施回数:3月31日/5月26日(計2回)
内容:
・子どもを中心として、自分の想いを形にし、それを人に提供する場
・子どもも大人も、自分で考え、行動することをたのしむ場
・作った人の顔が見える、買いものの場
・多世代交流、多文化交流の場
・美濃の観光スポット
となることを目指して、2023年5月に誕生した美濃の“市”です!
今回の助成では「多世代交流、多文化交流の場」となって行けるように昨年の反省を踏まえて、継続できるように実施しました。
チラシを小学校・中学校・市内に幅広く告知。今までは中学生の出店者はいませんでしたが、今回の2回の開催で2店舗中学生による出店がありました。年配の方のステージ発表も1グループあり、それを目的に来客される方もいました。
参加者からは「こんな世界があるなんで知らなかった!」「ボランティアでお手伝いしたい!」といつた声がありました。

<すすめるうえでどのような苦労があったか>
外国人にまで行き届く告知方法が難しく、今後の課題となりました。

今後の展開

当法人が作っている居場所は、「家でも学校でもない居場所と思えるような場所」のことです。 子どもの安全・安心を守るための最低限のルールを除き、「こうあるべき」といった固定概念はなく、 子どもの「やってみたい!」を大人が見守り・応援する。
場にいるみんなで創意工夫により多様な形で展開されています。人とのつながりや教育・体験の機会を通して 子どもの自己肯定感をはぐくみ、貧困や孤独・孤立の解消、コミュニティの再生などの役割も担うことを目指しています。 美濃で過ごす子ども時代にしか味わえない、子どもたちにとっての貴重な時間。 豊かなほど、心も豊かに育まれる。次の世代も「人財」が継承されていく。 子どもを真ん中に置いて、多文化共生を推進し、豊かに暮らせるような場づくりを今後も市内の団体や組織と連携し、展開していきたいと思います。

添付資料