「地域助け合い基金」助成先報告
NPO法人 AYA
東京都中央区 ウェブサイト助成額
150,000円(2023/12/26)助成⾦の活⽤内容
NPO法人AYAは、「病気と闘っている・障がいとともに生きている・医療的ケアが必要である」子どもたちに、スポーツや映画、音楽などの体験を提供しており、今後このようなイベントを拡大していきたいと考えています。具体的には、スポーツ観戦の機会を増やし、これまでに実施していない新たなスポーツのイベントを開催します。また、映画館を貸し切りにした映画鑑賞会や、音楽ホールを貸し切りにしたコンサートのイベントも定期的に開催します。私たちの活動の目的は、対象となる子どもたちの世界観を広げ、社会全体で多様な子どもたちの存在が認知され、受け入れられる環境を創出することです。
地域としてはまずは横浜市で、横浜ビー・コルセアーズや横浜市北部地域療育センターを中心とした地域のチームや施設と連携しつつ、イベント等の実施範囲を広げていきたいと考えています。
本助成金を活用し、今後のイベント運営の際に使用する「スタッフジャンパー」と「トランシーバー」を購入することで、円滑なイベントの運営を行いたいと考えております。
活動報告
NPO法人AYAでは、病気や障がいのある・医療的ケアの必要なお子さんとそのご家族を対象とした、スポーツ観戦や芸術・文化鑑賞のイベントを全国で定期的に開催しています。
これまでのイベントにおいて、当法人のメンバー及び開催地域で募集したボランティアにて運営を実施していましたが、「誰がスタッフか分かりにくい」「スタジアムや映画館においてスタッフ間の連絡が取りにくい」という問題点がありました。この度、助成金でイベントの際に使用する「スタッフジャンパー」と「トランシーバー」を購入させていただきました。
横浜市で行った映画鑑賞やスポーツ体験イベントをはじめ、全国でのイベント開催において、ジャンパーとトランシーバーを活用することで、一体感のある円滑な運営を行うことができました。各地のイベントでボランティアとして手伝ってくれる仲間も増え、今後さらにイベントの規模を拡大していく予定です。
イベントの参加者からは、「沢山のスタッフさんが明るい笑顔で迎えてくれて、嬉しかったです。」「スタッフと参加者の皆様で一体感のある暖かい場で映画を観られたので、幾重にも感動が増しました。」といった声が寄せられました。
▼写真は横浜市で行った映画鑑賞会の様子、スタッフがジャンパーとトランシーバーを使用している様子です。
106組のご家族とスタッフ、計337名が参加しました。
今後の展開
NPO法人AYAは、「病気と闘っている・障がいとともに生きている・医療的ケアが必要である」子どもたちに、スポーツや映画、音楽などの体験を提供しており、今後もこのようなイベントの機会をさらに拡大していきたいと考えています。
具体的には、スポーツ観戦の機会を増やし、これまでに実施していない新たなスポーツのイベントを開催します。現在、神奈川県内のアメリカンフットボールのチームと連携させていただいており、試合観戦と参加型の体験を含むイベントを今年度中に開催する予定です。また、映画館を貸し切りにした映画上映会や、音楽ホールを貸し切りにしたコンサートのイベントも、横浜市をはじめ全国で、定期的に開催する予定です。各イベントでは、地域の方から運営ボランティアを募集します。
私たちの活動を通じて、対象となる子どもたちと家族が様々な体験を楽しむことで世界観を広げ、また社会全体でこのような子どもたちの存在が認知され、受け入れられるようになることを目指しています。