「地域助け合い基金」助成先報告
田代外町区
佐賀県鳥栖市

助成額
91,000円(2023/10/23)助成⾦の活⽤内容
コロナを境に通いの場への参加者が減り、なかなか元に戻りません。ゲームなどの遊び、具体的には「輪投げ」やマジックテープボールを使った「ダーツ」および対戦型の知育・知能ゲームの「4目ならべ」などの遊びの場を設けることで、体をより動かしまた考える事ができ、通いの場の活性化を図りたいと思います。さらに楽しい場と思っていただくことで参加者を増やしたいと考えています。
購入希望の備品は通いの場以外でも、夏祭りと子どもを対象としたクリスマス会(12月)で活用したいと考えています。
活動報告
1 地域のつながりと気づき
・週1回開催の通いの場で健康体操(とすっこ体操)の後にゲームをすることによって、通いの場が活性化しました。高齢者の行動はスローですがゲームとなると人が変わったように元気になり、大きな声も出てゲームの効果は絶大と考えます。
・ゲーム用具購入で、イベント企画のバリエーションが広がりました。
・通いの場の参加者が少しずつ増えてきました。残念ながら、亡くなられた方、施設入居などで参加者は微増とすっこ体操の参加者は平均15名
・70歳以上の独居者を対象とした「いきいきサロン」開催時には、町内の班長さん数名にお手伝いを依頼し、町内で高齢独居者のサポートをしていることを理解して頂いています。いきいきサロン参加者は、6月34名 12月25名
・夏祭りやクリスマス会で、子どもの遊び場に購入のゲームを活用し、保護者の準備作業が軽減され感謝されました。夏祭りの子どもの参加約90名 大人を含めて260名 クリスマス会の子どもの参加親子で180名
・地域の行事「長崎街道まつり」に輪投げセットを貸し出したところ、大人気で数百名の参加があり地域の活性化に貢献しました。
・立体4目ならべを月2回開催の地域の子どもの通いの場「ふらっと」に貸し出したところ、楽しく遊んでいます。
2 進めるうえでの課題等
・通いの場(とすっこ体操)では3か月ごとに、ゲームの点数で商品(BOXティッシュ)を渡し、ゲームに飽きが来ないように工夫しています。
・輪投げやダーツでは脳の活性化のため点数計算を自分たちで行うようにしていますが、どうしても数名のサポーターが必要となります。サポーターの協力を得ることが課題と考えます。
今後の展開
1 通いの場でゲームに夢中になり、大きな声が出たり動き回ることでいい運動になり、通いの場が活性化します。高齢者や独り住まいの方が楽しい通いの場へ参加されることで、見守りや地域の絆づくりができます。
また、参加者の体力状況を知ることが出来、災害時の避難や声掛け活動に活かしていきたいと考えています。
2 子どもクラブのクリスマス会での、輪投げやダーツゲームに保護者が子どもと一緒に参加することで町内活動への理解が深まり、若い方との絆づくりが期待できます。
3 町内だけでなく他地域にもゲームの貸し出しをして、地域全体の活性化に貢献できればと考えています。