「地域助け合い基金」助成先報告

 広島市南区荒神地区社会福祉協議会

広島県広島市南区
居場所見守り生活支援

助成額

150,000円2023/09/22

助成⾦の活⽤内容

今後も荒神地区社会福祉協議会では、地区社協及びボランティアバンクの事務所である拠点をベースに、事務作業の効率化や各団体との連携強化を進めながら、住民同士がつながり合える場所、誰もが気軽に相談できる体制を整備し、活動を継続、拡大していく。
拠点に地区社協役員が常駐することにより、地域課題や地域ニーズをタイムリーに共有でき、また、他の地域団体とも連携を図ることで、地域のネットワーク作りを進めていく。
また、高層マンションの建築ラッシュにより新旧住民が混在し、新しい住民の顔が見えない状況になっているため、地域行事等を通じて、地域住民同士がつながるための企画づくりや情報発信を続け、広く活動を周知していくことで、新しい住民の理解、協力を深めていく。
この基金は、拠点事務所の継続的な運営に活用し、より多くの方が集まる場所となり、地域の交流と活性化を進め、支え合いの体制づくりを続けていきたい。

活動報告

荒神地区社協の活動拠点のある荒神集会所は、各団体や地域住民が集う場となって久しく、これまで地区社協や町内会の自主財源等で、度々設備の修繕や改修を繰り返しながら運営を続け、様々な活動が行われている地域の拠り所です。

猛暑のなか、エアコンが経年劣化により故障したことで、地域住民が集まり長居することが困難になっていましたが、助成金により新しいエアコンが設置されたことで、従来通りの活動ができるようになりました。

実際に地域で起こっていることをすぐに情報収集できる場として、集会所の果たす役割は大きいと改めて感じました。
当初は自分たちの財源で何とかしようとしましたが、町内会加入者が減るなか、運営も厳しく、到底無理でした。今後も財政が厳しいのは事実です。
自分たちで財源を作りだすためにも、新たな住民活動(有償ボランティアや企業との連携など)を始めることも検討していく必要性を感じています。

今後の展開

荒神地区社会福祉協議会としては、現在の集会所を拠点として、今後も個人や地域の困りごとを一緒に考える話し合いの場を、しっかり機能、継続させ、住民同士で助け合う地域となるよう活動を継続していきたいと考えています。
肩書のない地域住民ともつながり、様々な縁やつながりを生み出す場として、これからも集会所運営に取り組んでいきます。

これまでにできていることと、これからできることをしっかり捉え、若い世代や企業などとも連携しながら、いつまでも安心して暮らせる地域をめざします。

添付資料