「地域助け合い基金」助成先報告
伊勢市徳川山町会
三重県伊勢市助成額
150,000円(2023/09/22)助成⾦の活⽤内容
本町会でも高齢化している。そのため、高齢者をはじめ社会的弱者とされる方(以下、高齢者等とする)の活動を多く実施している。例えば「いきいきサロン」や「ふれあい食事会」などは月一回の活動になっている。しかし、より気楽にもっと多くの高齢者等が、人と接する機会が増えたり、体を動かす時間が確保されたりすることにより、心身に良い効果が表れる活動はないかと模索していて、町会でグラウンドゴルフを行うこととした。また、このコロナ感染防止のため、3年間以上高齢者等は外出する機会が激減したが、その規制が緩和されてきた。
そこで、グラウンドゴルフをすることにより、外出機会を増やし人との交流を図る。
高齢者などへのグラウンドゴルフの期待される効能を以下に記す。
1、心身のリフレッシュとともに、健康維持のために気軽に行える
2、屋外での自然を感じながら活動することができる
3、集団で行動することによって仲間との協調性を育む
4、運動することにより生活習慣病を予防する
5、脳の衰えを予防する
6、多人数でプレーするため、自然に仲間とのコミュニケーションが図れる
具体的には、当面月2回の実施をして、状況をみながら週1回の実施にしていく予定である。
活動報告
本町会でも65歳以上の高齢者が3人に1名となっており、高齢化している。そのため、町会では、高齢者をはじめ社会的弱者とされる方(以下、高齢者等とする)へ支援する活動を多く実施している。例えば、「いきいきサロン徳川山(各月20名前後の参加による桜の花見、クリスマス会、映画会、マジックショーなどの多彩な活動と食事を実施」や「ふれあい徳川山(各月15名程度の参加による主に食事とお話し)」などはそれぞれ月一回の活動をしている。
さらに、より気楽にもっと多くの高齢者等が、人と接する機会を増やしたり、体を動かす時間が確保されたりすることにより、心身に良い効果が表れる活動はないかと模索し、町会でグラウンドゴルフを行うこととした。また、コロナ感染防止対策のため、3年間以上高齢者等は外出する機会が激減した。しかし、現在その規制が緩和されてきて、日常が戻ってきている。そこで、グラウンドゴルフをすることにより、より外出機会を増やし人との交流を図ることができるようになった。
〇グラウンドゴルフ実施日数及び参加者数
10月24日(火) 5名参加
11月 8日(水) 7名参加
11月22日(水) 5名参加
12月 5日(水) 5名参加
12月19日(水) 7名参加
5回実施 延べ参加人数 29名
〇グラウンドゴルフ場の設定
グラウンドゴルフ場所については、町会にある中学校の空き地を使用させていただいている。元テニス場の比較的広い場所であり、8ホールの標準コースを設定することができている。しかし、当初は多くの雑草が生い茂っていたため草取りなど、コースの整備に苦労した。今後もよりよいコース、気持ちよくプレーができるよう整備をしなければならない。
より多くの高齢者等に気軽に参加してもらうためには、ホールポスト、スタートマット、クラブやボールなど必要なグラウンドゴルフ用品の準備が最も大きな問題であった。このことは、貴財団からの助成により解決され、改めて感謝申し上げます。
〇参加者の声など
グラウンドゴルフを現在まで5回開催し、延べ参加人数は29名、参加者人数は10名(男8名、女2名)となっている。5回の開催日はいずれも天候に恵まれたこともあり、参加者からは全て良好な感想をいただいている。今後も、下記に示すことが期待できる。
1 心身のリフレッシュとともに、健康維持のために気軽に行える
2 屋外での自然を感じながら活動することができる
3 集団で行動することによって仲間との協調性を育む
4 運動することにより生活習慣病を予防する
5 脳の衰えを予防する
6 多人数でプレーするため、自然に仲間とのコミュニケーションが図れる
具体的には、当面月2回の実施をして、状況をみながら週1回の実施にしていく予定である。
今後の展開
・他の地域・自治会などのチームと試合を行うなど、交流会を近い将来行いたいと考えている。試合を行うことが、参加者のモチベーションのアップにつながる。また、グラウンドゴルフへの熱があがってくれば地域・市・県単位の大会への参加などができればと考えている。
・町会新聞(別添資料を参照)やグラウンドゴルフ通信に関する(別添資料を参照)により積極的に広報・
情宣し、より多くの高齢者等が参加されるようにしたい。そのため、今後は状況によりクラブやボールなどの用具を増やしたいと思っている。
・現在、月に2回の実施となっているが、参加者の状況や意見を聞き、近い将来には週1回(月4回から5回)の実施にしたいと思っている。