「地域助け合い基金」助成先報告

 福泉上校区 子ども見守り隊

大阪府堺市西区
見守り生活支援

助成額

150,000円2023/09/22

助成⾦の活⽤内容

1、当校区には子ども見守り活動が10数年来実施されておらず、地域住民や自治会などから発足の要請等があり、上校区子ども見守り隊の設立に至った。
2、設立一年の活動実績ができた時点で見守り隊員メンバーや役員から統一した見守りグッズの要請がでている。
(①統一グッズによるメンバーの見守り意識の向上 ②上見守り隊としての一体感によりチームワークの醸成 ③ユニフォーム等の目立ちやすいスタイルでの安全活動 ④地域住民への認識度を向上させ多くの参加期待) 
3、見守り隊総勢80人が結集するメンバーは高齢者や女性が多く、熱中症対策、防寒対策として安全帽子などが必要である。
4、見守りメンバーの80%が高齢者であり、地域老人会とタイアップし高齢者の活動領域の拡大、近隣住民とのコミニュケーションの拡充など健康で豊かな人生を提供する場として活動している。
5、上校区子ども見守り隊の使命は安全に長期にわたる継続と発展であり、きめ細かな情報交換などを実施している。
①月ごとの見守り担当メンバーと見守り場所・担当団体などを一覧にしたカレンダーを作成配布しており確実な見守り活動を推進している。
②子ども見守り隊のメンバーへの交通安全ルールの指導や見守り要領等メンバー同士の交流会を含めた意見交換の場として「上校区子ども見守りの集い」など開催している。
6、上校区の自治会や傘下団体、小学校PTAなど多くの関連団体と連携を深め、地域を挙げての活動として更なる充実を推進している。

活動報告

1、<どのような活動ができたか>
①当校区の学童の登下校の通学路で子ども見守り活動を一年半、一件の事故もなく実施できた。
②子どもたちとのコミニュケーションも確実に拡大し、子どもたちからも声がかかるようになっています。
 
2、<進める上での苦労について>
高齢者とPTA現役の皆さんとの見守り担当地域の割り当てにおいて、それぞれ生活時間が異なるため調整に苦労しました。
 
3、<どのような人に、どのような取り組みができたか>
当校区の子ども見守り隊は、自治会・防犯委員・交通指導委員・青少年指導委員・老人会・PTAの各種団体が結束して見守り隊を構成しているため、地域全体の交流やコミニュケーションが図れ、地域力の向上に繋がっている。

4、<取り組む上での課題について>
高齢者が多数を占めており、今後もこの体制を維持、発展させていくには多くの課題がある。次代につないでいくためにも若い人の参加を募り、活動していく努力が必要であります。

5、<参加者の声と協力者の状況>
子ども見守り隊メンバーが全員参加しての「見守り隊の集い」を開催し、日頃の苦労話や改善点などをうかがいながら、ゲームや歌唱などで大いに盛り上がりました。参加者から「活動できてよかった」との声も頂きました。


6、〈地域とのつながりついて〉
私たちの一番の特長は、自治会をはじめ地域の各種団体との協働であり、他に例を見ない組織として注目されています。今後、末長く継続する事で地域との繋がりは一層充実していくものと考えます。地域力向上に寄与していると確信しております。

今後の展開

1、<地域の人へアピールしたいこと>
自治会長や自治会役員から、各行事ごとに子ども見守り隊をご紹介していただき、地域での存在感が拡大しております。一層拡大を図るため、見守り隊の構成組織をフルに回転し、地域力アップの為頑張ります。

2、<活動の今後の目標>
①最低5年は継続して発展させること。②一件の事故もなく活動できること。③現在は朝の登校中心ですが下校の見守り活動にも拡大していくこと。

3、<地域の熱い思いと活動を広げるために知りたいこと>
私達は予算が少なく貧乏組織ですが、色々と幅を広げた活動をしたいと思います。例えばジャンバーなどの見守りグッズの要請も強く、何とかしたいのですが財源がありません。補助金や助成金の出る支援組織を探していますのでご紹介お願いします。

添付資料