「地域助け合い基金」助成先報告
支え合い活動ができる居場所 なかよし
埼玉県三芳町助成額
148,000円(2023/07/11)助成⾦の活⽤内容
なかよしを再開した時、参加してる人から「いもっこ体操も再開してほしい」と言われました。コロナになる前にいもっこ体操の世話人をしていた方に聞くと、高齢になり、再開は難しい、と言われました。いもっこ体操は町が始めた活動で、高齢者の介護予防を目的に行われていました。地区の高齢者も多く参加していたことから、再開を希望している人は多くいます。そこで、これまで行っていたサロンとは別の日にいもっこ体操を行おうと思っています。いもっこ体操は映像を見ながら行うのでDVDとプロジェクターが必要になります。今回の助成金を頂けたら必要な備品を購入していもっこ体操を行っていきたいと思います。また、以前行っていた映画鑑賞会は機材の不具合で実施できなくなってしまったため、購入できれば再開していきたいと思います。なかよしの活動も、毎週のラジオ体操と月1回のサロン、いもっこ体操、特別イベント(カレー会、映画鑑賞会、モルック)と広がりができてきて、参加する人も自分の好みに合った活動に参加でき、参加者数は増えてきています。もともとの目的だった、つながりをつくって支え合う事もでき始めています。ぜひ、助成について前向きにご検討頂ければ幸いです。
活動報告
定例の活動として行ってきましたなかよしサロン(月1回)、ラジオ体操(週1回)の他に、新たに助成金で購入した備品を使い、いもっこ体操(介護予防体操)を月1回開催する事ができました。プロジェクターが用意できたことで、区長と連携して月1回の映画鑑賞会も始める事ができました。この他、町のスポーツ推進員が取り組んでいるモルックも月1回開催、皆さんでカレーを食べるカレーの会も不定期ながら開催しています。特にカレーの会は盛況で、食事を通した活動が皆さんの関心が高い事が分かってきました。1つの取り組みに参加した方が他のイベントにも参加してくれるようになり、相乗効果が見られています。
また、困り事のお手伝いちょっと助け隊の活動も年100回を超える活動を行い、地域の中で浸透してきている事が実感としてあります。
原点である「なかよし」モットーの難しく考えずに楽しい事を無理なく行っていくを真ん中に置きながら地域のつながりづくりを進め、困った事を気軽に相談できる地域づくりにこれからも取り組んでいきたいと思います。
各取り組みの平均参加者数
なかよしサロン 20名/回 ラジオ体操 30名/回、いもっこ体操15名/回、モルック10名/回
映画鑑賞会 20名/回、カレーの会 40名/回
困り事のお助け活動 ちょっと助け隊
103回/令和5年度実績
今後の展開
地域の高齢化が加速している事を実感しています。これからも多くの方がつながれる取り組みを継続していく事が大切だと考えています。活動を継続していくためには、活動を一緒に行ってくれる仲間もかかせませんので、これからも地域の人に声をかけて活動者(お仲間)をつくっていきたいと思います。また、60代くらいの方の参加が少ない事が気になります。私たちの下の年代の方にも興味を持って参加してもらうために何を行っていけばよいのか、頭が痛い所です。