「地域助け合い基金」助成先報告
セシリアのいえ
愛知県春日井市助成額
150,000円(2023/06/09)助成⾦の活⽤内容
地域の方たち、特に子供と高齢者にとっての憩いの場となるような場所を作りたいと考えていた。
自宅を開放し、子供たちやその親にとって、定期的にコミュニケーションを図れる集いやイベントを開催して、安心して気軽に相談できる場所を提供していきたい。
また孤立しがちな高齢者の方を元気づけるための場所として活用して頂きたい。
その為に、足りないものや必要な物の購入に、助成金を利用したいと考えている。
活動報告
私たちは、地域の方たち、特に子供と高齢者にとっての憩いの場となるような場所を作りたいと考えて、活動を始めました。第2層生活支援コーディネーターに相談をし、地域の方にも声をかけて協力頂ける方を募りました。幸いにも、現在はまさに憩いの場となっており、子供たちの親御さんもボランティアとして手伝って下さり、協力して頂ける方が増えてきています。
その中で大変だったことは、高齢者の集いが、紙芝居の読み聞かせなどの勉強会となってしまい、そういったことが得意でない方もいらっしゃり、人数がどんどん減っていきました。人数が集まらないことから、運営をどうしようかと悩んでおり、試しに子供の集いと同日に行ってみました。そうしたところ、皆さん生き生きと読み聞かせを披露され、子供たちも静かに聞いていて大変良かったです。
それからは、子供の集い、高齢者の集いを同日にし、お弁当配りも子供の集いの一環として、子供たちと一緒に地域の高齢者のお宅へ回り、お手紙を添えて配布しています。高齢者の方は涙を流して喜んで下さり、子供たちもそういった姿を目の当たりにし、高齢者を大切にする心を持ってくれていると感じています。
子供の集いでは、主におくちの体操、あいさつを重点的にしており、紙芝居の輪読でも日本語を正しく大きな声で言えるようになったので続けていきたいと思っています。また食べ盛りの子供たちに、食事とおやつはできる限り体にいいものを提供しています。
外国人の日本語教室は、8月に外国人の日本語コンテストに参加し、素晴らしいスピーチをされていて、とても良かったです。
認知症の方のお宅に訪問し、6ヵ月間、紙芝居の輪読を続けましたが、勉強会となり今後続けることが難しいと感じました。
買物や準備等、大変な部分も多くありますが、お願いしなくてもボランティアを自ら申し出て下さる方がいらっしゃり、賛同して下さることに大変嬉しい気持ちでいっぱいです。フードバンク団体 ふらっぷ様からも都度たくさんの食料品を頂けますので、地域の方たちに配布できています。
これからもこの活動を発展させていきたいと思います。
今後の展開
私たちは、地域の方たち、特に子供と高齢者にとっての憩いの場となるような場所を作りたいと考えて、活動を始めました。子供の集い、高齢者の集いといった定期的にコミュニケーションを図れる集いやイベントを開催して、安心して気軽に相談できる場所を提供していきたいと思っております。
また孤立しがちな高齢者の方に、お弁当やちょっとした食料品を、子供たちの手紙や折り紙、新聞の切り抜き等素晴らしい文章を添えて配布しています。
今後は、
・子供たちと一緒に野菜を育てて、それを配布していきたい
・自宅の庭で、犬の飼い主の方と交流を図り、ドッグランの場を提供していきたい
・紙芝居の輪読を子供、高齢者全員で読めるようにしたい
と思っています。
今後も世代を超えて、地域の皆様に元気と活気に溢れた場を提供できればと思っております。