「地域助け合い基金」助成先報告

 おやここサロンmimosa

京都府宇治市 ウェブサイト
居場所配食・会食

助成額

132,000円2023/06/29

助成⾦の活⽤内容

サロン立ち上げ(2021.11)から1年あまりが過ぎ、月1~2回の居場所づくり、ワークショップ等、地域のマルシェ等、積極的に参加をしてきました。
繋がりを求め、得た知恵を生かしていく中、悩みの共通点にも着目し、コロナも少しずつ落ちついていく今、孤立をしている親子、自分自身も経験した子どもが不登校で悩む親が少ないないという事実。

そこで、その場所に来れなくても繋がれる方法として、パソコンでZOOMアプリなどでコミュニケーションをとったり、親の気持ちを吐き出す空間を作れるように、PC購入を助成金で考えています。

資料のとりまとめや、又様々なボランティアグループさん達とのつながり、情報共有なども取り入れながら、おやここサロンならではの居場所を目指します。
地域のサロンマルシェなどにも積極的に参加する為の出展費用などにも活用したいと考えています。
今後、居場所カフェなども、食を通して心から元気になれる空間もつくりたいです。

活動報告

サロン活動の2年を経て、様々な人達との繋がりがあり、さらに活動の地域拡大や内容の充実、地域の周知を目的に助成金を活用させていただきました。
この目的を実践するために、毎週の居場所づくりや、積極的に地域のマルシェ、イベントにも出店させていただくことができました。
又、遠方で参加が難しく、対面で会えない方のZOOMや、ラインのグループ通話にて、オンラインで会話ができるように、助成金で購入させていただいたPCも活用し、一人ひとりの声を聞くことができました。

運営にあたり、参加してくださった方が、自分の得意なことを生かして、講座をすることができたり、一人、また一人と繋がっていくのが、運営する側としてもとても嬉しくて、又、支えにもなったように思います。
参加費としていただいた収入は、ディンプルアートの絵の具が高いために、今後継続する資金にする取り組みが、まだ課題になっているのが現状です。

今後の展開

サロンを立ち上げて、発達障がいなのか、グレーなのか、これってふつうなの?、等子どもを持つ親として誰もが発達のことを考えることが少なくない中…、自身の子育てにおいても感じたこと、そして悩む渦中にいる数年は、こんな居場所があったらいいな…、親同士が同じ環境や心境などを打ちあけることが出来る居場所。

私は、まわりに、発達障がいやそれに伴う不登校、二次障がいのことを誰にも言えず、どう思われるのだろうと不安な感情にもなった時期がありました。家庭不和などにも繋がりかねない状況を自分で生み出していることに気づいたのは、5年も経った時です。

一人じゃないよ、がんばらなくていいんだよと、カラーセラピー(心の声を聞く)などをしている居場所へ行き、私は、私のことを大切にできていなかったことに気づき…。そこから、私も、あなたも、共に生きる。子どももおとなもありのままでいいんだよ!という空間づくりをはじめ、たくさんの仲間に出会い、縁を広げています。

コロナを経験し、孤独、孤立、不信等といった年数があったからこそ、ネットという繋がり、ネットワーク、縁が円(マル)になる活動をビジョンにしています。
一人ひとりの学びがまた誰かの役に立つ、立ったらいいなと思っています。そして、おとな達も夢を持ち、今ここから子ども達と共にきらめく世界を創りたいです!

おやここミモザは拠点がありません。
そのことで頭をかかえる時もありました。しかし、私がミモザとなってその居場所になればいいんだと好転し、そして、他団体とコラボ、夢を持つ保護者の方たちが、この場で夢や希望を持てる居場所になりたいと思っています。

まだまだテーマはたくさんありますが、決まった場所はなくても一人が一人を救う。そして広がり続ける居場所づくり。様々な会場提供をしてくださる団体さんにも感謝しています。
ミモザの花言葉は「ありがとう」と与え、与えられる、人と人との縁をこれからも、私は私達らしく楽しみながら活動をしていきたいです。
今回の助成金で出来ること(ネットの繋がりなど)が多くなり、とても感謝しています。本当にありがとうございました。

地道な活動ですが、こつこつと今ここを生きて、一人ひとりが輝く居場所を目指します。
居場所カフェへ向けての学びも、今後始動できるように頑張っていきたいと思います。
Instagram @mimosa1105 活動の様子を載せています。



添付資料