NPO法人 こども・若者ケアラー支援センターもみの木

助成額

助成⾦の活⽤内容

家族の中に認知症高齢者や障がい者がいる場合、ケアの負担がかかるが、特に、未成熟な子どもの場合は、ヤングケアラーとして悩み、その後成人してもさまざまな人生課題（進学・就職・結婚・出産など）で支援が必要になっていることが少なくないが、そのことを日頃の交流うちに、発見し、さりげなく声かけをしながら、悩みを受け止め、自分の持っている強みを見つけ活かしながら、生きている自己肯定感を持てるようにする活動を立ち上げていきたいと考えています。
こども・若者ケアラーやその家族の支援に繋げるため、多くの方にご意見を伺い、今後の活動の糧にするための交流の場を立ち上げることに、この基金を活用したいと思います。

活動報告

ヤングケアラー当事者及び元当事者と支援者との活発な交流の場を得て、今後の活動について、当事者のデリケートな心情を今まで以上に深く配慮していくことの気づきの機会となりました。また、助成金で作成したホームページには、地域の某小学生はヤングケアラーではないかとの情報が寄せられるようになり、学校へアプローチする支援活動を開始したりして、地域との協働の在り方も、みんなで取り組めるようになりました。

今後の展開

国もヤングケアラー支援を法制化することになり、公的な機関だけでなく、民間のNPO法人として、活動の場が広がるように引き続き、尽力していきたいと考えています。