「地域助け合い基金」助成先報告

 シルバーアドバイザー箕面・豊能

大阪府箕面市 ウェブサイト
居場所配食・会食

助成額

138,000円2023/05/17

助成⾦の活⽤内容

・SAこども食堂は2022年4月に立上げ2023年は2年目を迎えます。
・目的は近年 親の貧困によりこどもたちの生活にも大きな格差が生まれている、親が働くのに精いっぱいで食生活が充分に満たされず孤食のこどもが見うけられたりこどもとのコミュニケーションが取れない家庭がある、特にコロナ禍の影響で増加傾向にある。また 人間関係が希薄になりこども同士も学校から帰って安全安心して過ごせる場所が少なくなっている。 そこで こども食堂を開設し食事の提供やこどもの居場所をつくり、少しでもホットする場所で経験を積んだスタッフが話し相手をしたり遊んだりして自分が少しでも大事にされるという経験をさせることなどを目的に実施している。
しかし、地域性もあるが潜在的に困っているこどもたちを特定するのは困難であり、出来るだけ広い範囲で広報を行い こども達や家族に来てもらいこどもや家族の口コミも期待し、また こども支援団体などのネットワークを使用し進めている。
具体的には、開催地周辺の小学校へ挨拶 ・校区の民生委員へ挨拶 ・開催施設へ挨拶に行き、
チラシとポスターの配架は、開催施設・箕面市子育て支援センター・みのお市民活動センター、中央図書館、ライフプラザなど公共施設、駄菓子屋さん、市内のボランティア団体、また 遊具の多い公園でこどもや親に手渡しを行っています。

活動報告

(活動内容)
当団体のSAこども食堂は開設して2年目となり、今回の助成金は2023年度の5月から10月までの運営資金として活用でき感謝いたします。

今年度は「こどもの居場所」として昔遊びを通して学びの場をつくり楽しさをこども達と共有した、高校生や大学生のボランティアさんと一緒に運営した、これからのイベントの計画や検討もボランティアさんの意見を頂き実施する予定である。
また 学びの場として「夏休みの宿題のお手伝い」を実施するも、子ども達が集まらず中止となった、広報の仕方の見直しなどの課題が残った。
一方 保護者の方から「こどもの元気そうな楽しそうな顔をみられ大変喜んでいる」とのお話を頂き、地域との繋がりが強くなったと感じた。

高齢者のかたの来場も多くなり、こども達といっしょにあそんだりし「高齢者の居場所」が定着しそう。

「食事の提供」についてはスタッフとボランティアさんが一体となって衛生面を心掛け、喜ばれる美味しい食事をつくり提供した。

(苦労したこと)
安定して開催日に参加してくれるボランティアさんの募集に苦労した、特に学生のボランティアさんは、もちろん学業が優先のため開催日の参加は気が引ける。
⇒ ボランティア募集の強化として箕面市民活動センターの「ボランティアインフォメーション」へ更に投稿、社協へ更に依頼する。
次回よりこども食堂開催チラシに「ボランティア募集」を記載する。

今後の展開

今年度前半は「こどもの居場所」づくりを重点に運営中である、
あそびを通して学びの場をつくる、また 色々な人とあそんで「共感力」をそだてる、このあそびの楽しさをこども達と共有することで運営してきた。

今年度後半は「高齢者の居場所」「ママさんたちの居場所」づくりにも重点を置き運営をする。
高齢者の方はこども達といっしょにあそびやお話をし、こどもからエネルギーをもらい元気に健康になれる、また ママさん達は子育ての悩みなど、いろいろな悩みを相談する相手が出来、生活が元気になる。
これらによって、地域との繋がりができ地域の活性化になる。

今後は更に、社協の「ささえあいステーション」推進委員とのコミュニケーションアップや市内のNPOや子ども支援団体との交流や支援会議等に参画し情報交換を行う。

添付資料