「地域助け合い基金」助成先報告

 Dulces

埼玉県さいたま市北区 ウェブサイト
居場所

助成額

150,000円2023/04/26

助成⾦の活⽤内容

この活動は、発起人が育児ストレスで悩んだりうつ病になってしまった時「こんなサービスが近くにあったらいいのに…」と感じた事を形にしたところから始まりました。

2021年12月から毎月3回以上、さいたま市を中心に公共施設でハンドメイド講座などを託児付きで行っています。

24時間子どもと向き合う保護者が、育児以外の事に集中できる時間を作り、他者との交流の中から育児に対する『不安』や『ストレス』を少しでも減らし、心の余裕が持てるようになる事で、育児への意欲が増したり子どもへストレスをぶつけてしまう事を減らせる思っています。

また講師活動の支援もしており、小さい子どもがいるため講師活動ができないという方のお子様も他の参加者と同じく会場で託児を行い、子どもの成長をともに見守りながら自身のスキルアップに繋げていただいています。

活動報告

Dulcesの活動では毎月『託児付き講座』の企画運営をしており、令和5年度は51回企画を行った内、32回が開催でき累計58名の方にご参加いただきました。
参加者の方々からは、「楽しく過ごせた」「子どもの世話(おむつ替えなど)もしてもらえて助かった」などありがたいお言葉もいただき、リピーターも増えております。

その中で『託児スタッフの有償ボランティア』にご参加いただける方を、シニアサポートセンターを通じて募集した所、センターからのご紹介でお一方にボランティアとしてご参加いただけました。
ボランティアの募集方法について困っていたところ、「地域助け合い基金」の情報を得て、市のいきいき長寿推進課やシニアサポートセンターの存在を知りました。

地域のご高齢者さんにボランティアの旨をお知らせ出来たと思いますが、募集内容をいきいき長寿推進課のご担当者さんへお送りし、シニアサポートセンターへ伝えていただく形で、シニアサポートセンターの方と直接の連絡は取れなかったため、情報が確かに伝わっているのか不安でした。
また今回の募集を通してボランティアにご参加いただいた方とは、メールでのやり取りであったためご不便おかけしたと思います。
以前活動の目的や様子をご覧いただくには、団体のInstagramを見ていただくのみでしたので、講座の情報などもまとめたホームページを開設しました。ご高齢者さんのほとんどは、サイトを見るためのURLを打ち込んだりQRコードを読むというのは難しいと思われるので、意欲のあるご高齢者さんと直接お話したり、情報をお届けできるような機会がもっと増えるとよいと思いました。

今後の展開

私たちDulcesでは、保護者・子育て支援として活動していますが、核家族が多い今、子育て環境を良いものにしていくためには地域の方々の手助けが必要です。
また、小さのお子さんの健全な発達には、老若男女との触れ合いも必要だと考えます。育児休業中の方も色々な方や社会とつながりを持つことで孤独から解放され、職場復帰への不安解消にもなります。

現在、NPO法人化に向けて邁進しており、令和6年度はこれまでより様々なイベントへの参加や企画をしみなさんに活動をお届けしていきたいと思います。

講師や託児ボランティアも募集しておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。

団体についての詳細は、公式Webサイトから:https://sites.google.com/view/dulces-kosodate/
活動の様子は、Instagramから:https://www.instagram.com/dulces_kosodte/

添付資料