「地域助け合い基金」助成先報告
八幡田移動支援ボランティア
秋田県秋田市助成額
150,000円(2023/04/10)助成⾦の活⽤内容
移動手段を持たず、長時間の歩行困難な地域の高齢者で外出もままならない日常に潤いを与える為、買い物・通院・墓参などに、自らの自家用車で介助をしながら移動支援ボランティアを行おうとするもの。
同一町内の若輩ボランティアが先輩高齢者を支援するもの。
県内には、同種のボランティア団体は無く、他町内・他地域に普及させたいものと考えている。そのためにスタート前から関係機関団体の会議などで主旨をアピールしている。
活動報告
○活動実績
・当初利用の可能性のある人に声掛けをし、「このようなシステムが欲しかった。」と好意的に受け止めてもらい、2世帯には早速利用していただいている。
・回覧板を見て早々に中し込んでくれた独居者は、現在近くに住む教員の娘夫婦の助力で未利用となっているが、訪問し確認したところ、近々使いたいとの意向であった。
○参加者の声
・大きな物、重い物を気楽に買える。買い物を楽しむことが出来る。
・タクシー利用時は、近くてドライバーに気をつかっていた。
・顔見知りの人がボランティアで頼みやすい。同じ人が良いので直接次回のお願いをしたい。
・お茶のみ友達との話題になっており、将来使いたいとの声がある。
○協力者の状況
日中時間の取れる健康な人がおらず、利用者増となった際の対応に苦慮か。
○その他
他町内でも興味を示す事例があり、需要は多いと考える。地域包括支援センターとの連携を密にしており、「つながり支援サポーター会議」(第2層協議体)では事例発表をしている。
今後の展開
この事業が広く認知され、町内単位の活動が地域へと広がり、町内会に加入していない本当に困っている人にも手の届くことが希求される。
ためにも組織基盤強化が必要不可欠で、ボランティア登録を増やす必要性が大である。学生・自家営業者等々。
利用したい思いを抱えていても、遠慮・気恥ずかしいなどの考えが払拭されていない感を持っている。PR不足であるとの認識から、実績を積み重ねて自信を持てた段階で積極的に動きたい。