「地域助け合い基金」助成先報告

 あゆみYELL

神奈川県川崎市多摩区
居場所その他

助成額

150,000円2023/03/06

助成⾦の活⽤内容

2016年からママと赤ちゃんの交流の場「おしゃべりサロンあゆみ」を川崎市多摩区内、オンラインで実施しています。今後小学生・中高生が気軽に立ち寄り、話をしたり交流ができる”居場所”を提供していくことを目標に掲げ、代表の大庭が一人で運営をしていたサロン運営から2022年6月17日に運営に賛同した23名がメンバーとなり、スタートを切りました。2023年3月にいよいよ、10代のための居場所「つながるカフェ」がオープンします。居場所事業の一年間の活動資金として、本助成金を申請いたしました。

活動報告

・活動内容
10代を中心とした居場所「つながるカフェ」を2023年4月からスタートし、2024年3月までに12回実施、のべ27人が参加しました。アクセサリーづくり、カレー・クレープづくり、食育講座、ヨガ、推しを語る会など多様なイベントを開催し、参加者・団体メンバー・大学生ボランティアの多世代交流も生まれました。食育講座では、同じ川崎市内で活躍する他団体と協働で実施することができ、交流を図ることができました。

・苦労した点
対象としている10代の方の参加の促し方。スタッフメンバーと対象者の世代がかけ離れているため、どういう居場所や広報が刺さるか試行錯誤しながら進めてきました。

・課題
まだ認知度が低いため、引き続き学校へのカード配布やインスタグラムを活用した広報活動を展開しつつ、開催場所・日時にバリエーションを持たせることを検討することで、1回あたりの参加者数を増やしていくことが課題です。

・参加者の声
参加者のリピート率は高く、「また参加したい」「次回が待ち遠しい」等の声もあり、満足度は高いようです。

・新たな協力者の状況(地域とのつながり)
近隣の大学に通う大学生が、ボランティアスタッフして毎回参加してくれています。
大学のサークル内で活動を共有してくれており、そこで興味を持ってくれた大学生の新規参加もありました。
もともとメンバーと繋がりのあった地域住民も、活動を知り、その趣旨に賛同してくれており、
受付や会場準備などのお手伝いでボランティアとして参加してくれるようになっています。

今後の展開

少子化にも関わらず、子供の虐待や不登校、自殺が増えている状況はとても大きな社会課題だと捉えています。家でも学校でもなく、安心安全で色々な人と繋がることのできる第3の居場所の存在は、子供達の世界を広げ、希望を与えることの出来る貴重な場になると考えています。
 未来を担う子供にとっての大切な居場所として、これからも活動を継続し、他の団体とも協力し合い、地域に活動の輪を広げて行きたいと考えています。一緒に担う仲間も募集しておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

添付資料