「地域助け合い基金」助成先報告
あたごプラザ協議会
大阪府阪南市助成額
150,000円(2023/01/11)助成⾦の活⽤内容
あたごプラザ(幼稚園施設の跡地利用)は行政の補助金を受けない中、 建築設置以来50年を経過している為、屋根の雨漏り・下水管の損傷・建具の損壊等の修理に多額の費用を必要とし、また少子高齢化、並びにコロナ禍により利用者が減り、積立金の減少が続いています。
このような状況の下で利用者が安全・安心・快適な環境の中で活動してもらえる施設作りを地域の子ども達と一緒に活動を行う為、ここに申請を致します。
(1)子どもから大人までみんなで作る「みんなの掲示板プロジェクト」
今ある掲示板は木製で設置後10数年経ち、破損個所が多数あり見るからに劣化感を与える掲示板となっています。通行人や来館者の一番目に付く門扉横に、新しくアルミサッシ製の掲示板を地元の子ども達と一緒に設置し、生活支援・移動支援・居場所作りの情報発信に努めます。
(2)喫茶サロン・交流の場の環境整備
当あたごプラザには生涯学習の場となる部屋が6室、他に事務室などがあり、各部屋に掃除機を設置し、きれいな部屋作りまた室内の清掃によりコロナの「落下菌」の発生を抑制し環境を整えます。
「喫茶サロン」では、学習の合間のティ-タイムとしてコーヒ-・ジュ-スを提供しています。その飲物の食器について、コロナ禍前は手洗いで処理していましたが、コロナ禍により公衆衛生の面を強化し食器乾燥機を購入します。
活動報告
助成金の活用を通じて、「みんなの掲示板プロジェグト」を呼びかけたところ、地元の高校生たちの参加・応募があり、今後のあたごプラザ利用に繋がると期待しています。
また、掃除機・食器乾燥機の導入は環境整備の観点から利用者には好評で、掃除機の導入により、積極的に部屋使用後の清掃が行われ衛生面の意識向上が認識されています。
今後の展開
今後の課題は、私たちが暮らす地域社会には、少子高齢化に伴う人材の担い手不足や会員の減少により、地域活動に支障が生じ、さまざまな課題が存在しています。
こうした課題の解決を、それぞれの地域組織や個人が個別に取り組む手法に限界があり、昭和の時代の組織から令和時代に合った、将来に亘る持続可能な組織・街づくりが必要だとの声が届いています。
その為に組織の運営として必要なものは「人・物・金」と優先順位を考えた時、舞校区が抱えるまちづくりの課題達成の為の、まずは、人づくり・組織づくりの重要性があげられ、それらをサポートする金づくりと、「自分たちの街は、自分たちで作ろう」まちづくり協議会的な組織として、地域の団体が加盟し既に存在している「あたごプラザ協議会」をリニューアルして全世代の自治が確立しソフト・ハードの自立と持続可能性のある、舞校区ミライ会議により「街づくり宣言」をして、4月以降に具体的な行動に移す計画です。