「地域助け合い基金」助成先報告

 つばさ会

福島県郡山市
配食・会食

助成額

148,000円2022/09/29

助成⾦の活⽤内容

・希望ヶ丘市営住宅団地にはひとり親家庭や経済的困窮者が多く、小中学生の中には朝食も食べられずに登校している子どもも多くいると聞きました。そのような家庭の子どもたちに少しでも満足できる食生活を送れるように支援したく思います。また、ひとり暮らしの高齢者で食事の準備がままならないとも聞いています。できればそのような方々も支援したいと思います。
・ひとり親家庭で、食事の準備が大変な人を対象に毎週1回夕食を提供します。場所は、ひまわり町内会の集会所を借りて開催しますが、調理設備はないので、業者より弁当を買い取って配布します。そのため、経費が掛かるのでその費用に使わせていただきたいです。

活動報告

1,当つばさ会では、希望ヶ丘子ども食堂において10月以降もひとり親家庭とひとり暮らしの高齢者の方に、お弁当を買い取ってお配りすることができました。利用者の家庭では、時間的にも経済的にも、さらに精神的にも余裕ができ、その分、子どもさんと楽しく温かい時間を過ごすことができた様です。

2,毎週子ども食堂を開設していることで、他の団体や企業様からたくさんのご寄付をいただき、弁当と一緒に配っています。あまりにたくさんのご寄付をいただくが、限られた人(登録制なので)にしかあげられず、残念です。もっと他の人(ひとり親に限るが)にも分けたいが方法が見つからないです。

3,寄付してくださる方に報告の写真等を送らねばならないが写真を撮って、パソコンに取り込んで、印刷する、送れるように準備することに手間と時間が掛かり、すぐにできないため、困っている。このようなことを専門にやってくれる方がいるとありがたいです。

4,コロナ禍での困窮対策として活動を開始したが、時間的な問題や場所的な問題があり、交流し合う活動が中々取り入れづらいのが課題です。もっと利用者の悩みや考えなどを聞いたり、お子さんとふれ合ったりすることができるようになりたいと思っているが、方法等が見つからないです。

5,利用者はたくさんの寄付の品々をいただけるため感謝してくれてはいるが、自発的に感謝の思いを形にしてくれることはないので、こちら側から時折カード等を渡して思いを書いてはもらうが、強制的な感じがして、たびたびはできないのが気になっています。

今後の展開

〇現在、ひとり親家庭の利用者は10家族25人であるが、1,000世帯もある団地なので、まだまだ困窮しているひとり親家庭はあると思うが、情報を届けることができていないように思われる。しかし、財政的には人数を増やすことは難しい。この団地の近くに、公民館のように使える調理室を備えた施設があると、手作りの食事を提供することもできると思うのですが。

〇利用者さん一人一人、家族ごとにもっと交流したり、信頼関係を深めたりして、利用者さんに寄りそえる活動も工夫していけたら良いなと思っています。

〇子どもたちの休業日(土日や長期休業中)等に学習支援等もやれたらやりたいと思っています。

添付資料