「地域助け合い基金」助成先報告
鹿ノ台中学・小学校区防災協議会
奈良県生駒市助成額
150,000円(2022/06/16)助成⾦の活⽤内容
今回お願いしたいのは、我が家は安全ですを示す「黄色いタオル」3300個と全戸に案内配布する資料の印刷と配布を
して頂く支援員の費用です。
大災害(大地震)発生時は自己の安全を確保し、素早く近隣の被災状況を把握するための手段として、黄色のタオルの出ていない世帯を一軒一軒確認し早期に地域全体の状況を把握し、適切な避難行動を行いたい。
活動報告
・令和4年11月20日午前に、鹿ノ台校区の世帯約3100戸を対象に、20日朝8時に大地震発生の想定で「我が家は全員無事です」の表示物(アドバック)を掲げる訓練を行った。
・一週間前に全世帯にアドバックと訓練内容パンフレットを配布した。当日は、市の防災無線と防犯パトロール車でも知らせました。
・結果的には、約66%の世帯の方が玄関等へ掲示頂いた。当日朝雨が降っていた事もあり、当初見込みの80%程度には満たなかったが、今後も毎年、春と秋に防災訓練行っているので、安否確認訓練は継続して実施致します。
・以上の訓練で、予測される『東南海震災』の大災害時の安全確認の為、今後アドバックを使用して、近助、共助のためのスピード、効率化に努めたいと思います。
・この訓練後に、今年度防災関係役員(自主防災会・自治会長・自治会評議委員・班長等)約80名で鹿ノ台中学校体育館を避難所として使用するための、開設・設営訓練を行いました。
・当校区では、毎年春・秋に防災訓練を行い、毎年変わる自治会役員関係者への訓練を行い、全世帯の方が体験する様に致したいと思います。
・昨年までは、モデル地区を想定し「黄色のタオル」部分的に配布していましたが、今回不織種のアドバックを使用する事により大幅にコストも下がり、支援金内で全世帯に配布できました。
・当校区での世帯は高齢化率40%程度であり防災訓練を通じ、近隣との助け合い、見守り等の啓蒙活動をしてまいります。
今後の展開
当校区内では、自治会活動が活発です。各ボランティアグループで、諸クラブ活動、弱者の送迎買物支援等支え合いが活発にできる体制づくりを各分野で計画され、逐次実施もされています。
今後とも貴団体のPRもさせて頂きます。又、住民支え合い等の支援もお願い致したいと思います。