「地域助け合い基金」助成先報告
【個人】 早川 昌代
京都府京都市北区助成額
50,000円(2022/05/26)助成⾦の活⽤内容
子育てもある程度落ち着き、何か地域の役に立てることがないかと考えたときに、子ども食堂の存在を知りました。コロナ禍でそうしたこともままならない状況なので、知り合いにお弁当無料配布をしている人からノウハウを得て、我が家でもしてみることになりました。
規模が小さいので、まずは近隣のひとり親家庭・ヤングケアラー家庭・一人暮らし学生を対象に、困っている方々の経済的な負担を減らしたいです。そして、受け取りに来られた方の悩みを聞いたりして、精神的にも気楽になってもらったり、配布するお弁当が多くなれば、地域の方にそのお弁当作りにも参加してもらったりして、お互いが楽しみあい助け合える環境づくりをしていきたいです。
今回、この基金の情報を得て、より多くの人に喜んでもらえるのではと思い、応募することにしました。
活動報告
〈どのような人に どのような取り組みができたのか〉
ひとり親家庭・ヤングケアラー家庭・一人ぐらしの学生に、事前申込制の弁当配布
月 配付個数 軒数
4月 20 7
5月 36 9
6月 38 11
7月 31 8
8月 31 8
9月 34 9
10月 35 10
11月 35 11
12月 39 11
1月 35 9
2月 35 9
3月 39 10
〈どのような苦労があったのか〉
手伝える人が増えず、ほとんど一人で弁当箱に詰めていること
配布日当日、「なかなか来ないなぁ」と思っていたら、申し込んだ本人が忘れていたことがあった。
今のところ、地域とのつながりは何も変わらない。
今後の展開
毎日忙しくしておられる親御さんに、少しでも子どもとの会話の時間を増やしてもらおうと思って始めました。また、手作りのものを、あるいは普段なかなか作らないものを少しでも食べてもらいたいとも思っています。
こちらの準備の都合で開催日が平日の夕方ですが、結局夕方に取りに来られるけれども、なかなかゆっくりと感想を聞いたり、普段の悩み事を聞くことができないのが課題です。
また個人で活動しているため、お手伝いをしていただける方が見つからず、これからも配布数が増えるのであれば、どのようにしてボランティアの方を見つけるのかを考え中です。
今後も広報の仕方は変わりませんが、配布人数が増えて、ボランティアで手伝ってもらえる人が出てくることが楽しみですし、これを食べた家族のお子様が手伝いに来てくれる年齢になるまで、細く長く続けるなることが夢です。