「地域助け合い基金」助成先報告
集い処 生き生き
埼玉県三芳町助成額
150,000円(2022/05/09)助成⾦の活⽤内容
コロナで集まる活動がほとんどできないですが、自治会も高齢者がほとんどで、一人暮らしの方も多くなりご近所と定期的な顔合わせやおしゃべりの機会をつくらないと、どんどん元気がなくなっていくように感じます。週1回の開催からですが、誰でも参加出来て、一緒に食事も食べられる場所をつくる事で、みんなで元気にコロナを乗り切っていきたいと思います。集まる人や地域の中で困り事がある人にはみんなで協力して助け合って行く事も広げていきたいと思います。
会場としてお借りする作業場に取り付けられているエアコンは30年くらい前のもので、壊れてきているため、これから迎える暑い時期に開催できるか心配しています。倉庫は広いので大きい部屋向けのエアコンが必要ですが、地元のエアコン取付の会社も協力してくれるので、今回の助成金でエアコンを付けて、暑い時期でも寒い時期でも休まずに開催できる環境を作って、寂しい思いをする人を少しでもなくしていきたいです。また、お借りする場所には卓球台もあったり、調理場も設けられていて、家主さんから自由に使ってよいよと言ってもらっているので、ゆくゆくは卓球の日や食事提供の日を増やしていきたいと思っています。
活動報告
今回の助成金を頂いた事で、暑くなる前に会場に新しいエアコンを設置する事が出来ました。お陰様で毎週土曜日のサロン開催を休まずできています。会場いっぱいの20名程度の方が参加して、男性は囲碁や将棋、女性はトランプやおしゃべりとそれぞれ楽しい時間を過ごしています。6月からは予定通り隔週で昼食の提供も始めています。1人300円で食事を提供していますが、参加している方からは、「お金足りてる?」と心配いただいています。家庭菜園をしている方からの野菜を始め、食材を寄付頂いたり、農家さんの直販所から新鮮な野菜を低額で手に入れるなどして工夫をしながらスタッフも楽しんで開催しています。ひとり暮らしの方はみんなで楽しく食事ができて喜んでくれています。先日、生活支援コーディネーターさんから、歩くのが大変な人の付き添いをしての受け入れの相談をもらい、相手の方のリハビリの結果によってお手伝いをしていこうと思っています。これからも、地域のみんなが楽しく交流でき、コロナ禍を元気に過ごせるように活動していきたいと思います。
今後の展開
私たちの住んでいる地域も高齢化が進んでいて、ひとり暮らしの人も多くなっています。この地域で楽しく住み続けていくためには、自分たちでできる活動を広げていき、お互いに助け合える地域にしていく事が大切だと感じて、集い処生き生きを始めました。色々な地域で工夫しながら活動していると思いますので、みなさんがしている工夫や活動を知りながら、私たちの活動も広げていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。