「地域助け合い基金」助成先報告

 稗原弁を語る会

島根県出雲市
居場所見守り生活支援

助成額

150,000円2022/04/21

助成⾦の活⽤内容

出雲市内の複数の介護施設から「おんぼち稗原弁」をカルタにできないかとの問い合わせがあり、協議の結果、高齢者向きの大型カルタ(A5サイズ)
を制作することを決定しました。
助成金について出雲市社会福祉協議会に相談したところ「地域助け合い基金」を紹介して頂き、早速申請させていただくこととしました。「おんぼちと稗原弁」カルタを出雲市内30か所の介護施設に配布するとともに、会員が直接施設を訪問し、稗原弁を声に出して読むことで、いにしえの稗原に思いを馳せて頂き、出雲の文化として保存継承し、地域との繋がりを一層強くしたいと考えます。

活動報告

「稗原弁を語る会」は稗原地区に伝わる方言を伝承するため、高齢者向けに大型の方言カルタを制作した。
忘れられつつある方言をユニークな絵と楽しい読み方で紹介する。
お年寄りにも見易いように絵札と読み札をA5版にして制作した。
方言が分からない人にも理解できるように方言と標準語を併記し、50セットを作り出雲市内のデーサービスセンター(50か所)に寄贈し活用してもらうと共に、我々会員が施設を訪問し、カルタを読み上げる活動を開始した。

今後の展開

第1回の人生会議では在宅専門医を招いてフレイル、認知症、老衰、末期がんになった場合の自宅療養について学びました。今後、人生会議を出雲市内に留まらず島根県内への普及啓発を図るため「出雲人生会議劇団」を結成し、各地で演じます。
(出雲人生会議劇団)
・劇団員は県立大学生、稗原弁を語る会会員で構成する。
・人生会議はすべて出雲弁、稗原弁で演出する。
・人生会議の寸劇を県内各所で披露し広く周知する。

添付資料