「地域助け合い基金」助成先報告
大曽根みんなの食堂
茨城県つくば市助成額
150,000円(2022/04/04)助成⾦の活⽤内容
地域にはシルバークラブや高齢者の居場所としてのサロンがあるが、新たに地域住民を対象とした居場所をつくりたく、子どもの食育、地域住民の交流が行える食堂を開きたいと考えた。地域に新たな住民が増えてきているが、区会への加入率は低く、最近ではつながりをつくることが困難になってしまっているため、この食堂をきっかけに地域に新たなつながりができてほしいとも考え、地域住民の誰でも利用できる食堂としたい。そのため利用者を限定しない、地域みんなの食堂としていきたい。
休日には給食がないため、食事がとれない子どもに対して安価に食事を提供し、栄養バランスを考えたメニューを提供することで、子どもの食育についても注力していきたい。家にこもりがちになってしまう高齢者へも利用を促し、地域で子どもと高齢者が交流できるような居場所をつくっていきたい。
また、栄養バランスのよい食事の大切さも説いていくことで、地域住民の健康づくりにも力を入れていきたい。
活動報告
今回の助成金を立ち上げ資金としまして、PR用の旗は賑やかになり、とても効果があったと思います。
「人集めをどのようにするか」、「メニューは?」、「人配は?」と悩みはつきませんでしたが、始めてみれば皆さんとても協力的で、食材の購入もでき、万人向きのレシピができ、安心して発足することができました。
参加者の方も徐々に増え、定員を増やす様になり、「美味しい、見た目が良い、感じが良い」と喜んで待っていてくれるようになりました。家族連れの方も「シートもいいですか」などと、キャンプや仲間づくりのような雰囲気で参加してくれています。「みんなと食べると楽しい、美味しい、好き嫌いがなくなる、行儀が良い」等、喜んでくれています。
どなたでも来て楽しめる居場所づくりになっていて、高齢者の数が多く誘い合って来てくれています。「次も予約お願いします」と来月も楽しみに待っていてくれています。皆さんニコニコしています。
スタッフ一同喜んでお待ちしております。楽しんでいってください。一人で来ても、ニコニコとお話し相手になります。
今後の展開
私たちは、7人という少人数で発足しましたが、皆さん協力的なお陰で定員数まで達成する事ができています。子ども達は勿論、ご夫婦、高齢者の方々が多く参加してくれています。今回の助成金を立ち上げ資金として活用できたことは、計画を実践するための大きな原動力になり、地域の皆さんのご寄付等もあり参加者の方も喜んでくれています。
親御さん達の声も「ハンバーグが柔らかくて美味しかった」とか「子どもにも食べやすかった、家では食べられないものを食べさせてくれる、好き嫌いがなくなってきた」等喜ばれています。次の月の予約をする方が多くなってきていて、人気度が上がってきています。今後もメニューレシピを考え、皆さまに好かれるようなものを、沢山作っていきたいと思っております。
美味しかった、楽しかったと帰っていきます。本当にありがとうございました。お陰様でどなたでも立ち寄れる居場所づくりになっています。