城東地区「たのも～」お助け隊

助成額

助成⾦の活⽤内容

城東東部地区協議体では、令和2年の年末に新年を健やかに豊かな気持ちで迎えられるよう、ゴミや除草・剪定、家や庭の片付けを行う助け合い活動「城東地区『たのも～』お助け隊」の活動を共有し、活動を継続する必要があると考えました。そこで、令和3年度の1年をかけ、助け合い活動設立に向け、協議体で話し合いを重ね、令和4年度よりお互い様の助け合い活動である「城東地区『たのも～』お助け隊」を結成することになりました。
「城東地区『たのも～』お助け隊」は、城東地域内に在住で70歳以上の独り暮らし世帯、75歳以上の夫婦世帯、その他困り事を抱えた方を対象とします。活動内容は、庭の草むしり、庭木の水やり、窓ふき、散歩同行、ズボンの裾上げ、買い物代行等、生活に密着した生活支援活動を行います。
お助け隊員が無理なく、継続的に活動ができるよう、1時間500円（材料費等は別途）で有償ボランティアとして活動を行います。活動実施前に、コーディネーターと事務局で下見を行い、無理なくできる活動か否かを判断します。助け合い活動当日はトラブル防止のため、2名以上で伺います。
当該地域は、エリアが広いため、３つのエリアに分け、活動を実施する予定です。現在、支援するお助け隊員として27名の方が登録をしており、今後も担い手の輪を広げていきます。
この活動を通じて、城東地区にお住まいの高齢者の皆さまが地域内で安心安全に過ごしていけるようサポートできればと考えております。

活動報告

城東地区「たのも～」お助け隊は、高崎市城東地区の高齢者を対象に、地域住民の助け合い活動で地域福祉の向上を図り、いつまでもいきいきと心豊かに暮らせる地域の実現を目的に２０２２年４月１日に結成したしました。第２層協議体である城東地区協議体「そよかぜくらぶ」のメンバーが中心となり、現在では、27名の方が担い手として登録としています。
城東地区「たのも～」お助け隊を広く地域住民の方に知っていただけるよう、リーフレットを2000枚印刷し、地域内の回覧板にて周知しました。また、区長・民生委員の協力を得て、住民の方に口コミ少しずつ周知をしていきました。
また、助け合い活動を実施するのにあたり、城東地区内の町内会で実際に助け合い活動をしている団体の協力を得ながら、助け合い活動の現場の視察も行い、活動の参考にさせていただきました。
2022年度中の受付件数は13件あり、内訳は、庭の草刈りを４件、庭木の剪定が３件、害虫駆除１件、ズボンの裾上げ１件、同行支援１件、果実の木の消毒２軒、手すりの取り付け１件の成果がありました。また、本隊で対応が難しい依頼については、地域の社会資源につなげたケースもありました。
対象者としては、独り暮らしの高齢者からの依頼がほとんどでした。依頼者の要望に応えることができ、感謝の言葉もいただきました。

今後の展開

城東地区「たのも～」お助け隊で今後も継続して活動を行っていくため、毎月１回打合せを設け、受付内容の検討や支援時の課題について話し合いを行っています。本隊は、隊員も女性が多いので、今後も無理がなく、継続できるよう努めていこうと思っております。
また、本隊の活動は、力仕事も多く、夏に向けて草刈りの依頼等も増えてくるため、男性の活躍の場にもなっておりますが、現状では男性の担い手が４名しか登録されていないため、少しずつ男性会員の勧誘も図っていきます。
まだまだ、本隊の活動が地域の高齢者の方に届いているとは言えない状況です。今後も継続し、区長、民生委員、協議体とも連携し、地域の困っている高齢者に向けて周知を図ります。本隊は、今後も地域の高齢者の生活支援といきいきと心豊かに暮らせる地域の実現を目指していきます。

添付資料