「地域助け合い基金」助成先報告
株式会社nanofun
東京都世田谷区 ウェブサイト助成額
150,000円(2022/03/16)助成⾦の活⽤内容
【実現したいこと】
この助成金を活用して実現したいのは以下の3点です。
・子どもの居場所作り
・地域の多世代交流
・地方創生につながるプログラミング教育との接点作り
【背景】
株式会社nanofunは過疎化や高齢化による問題が起こっている過疎地域を元気にする手段として、地方でも活躍できるIT人材を増やすべく、本業のシステム開発やwebデザインに加えてプログラミング教室を運営してきました。
千歳烏山の「コミュニティカフェななつのこ」の場所を借りてプログラミング教室を行う中で、様々な団体や人との出会いがあり、また教室に通う子どもたちを見ているうちに、コロナ禍においてリモートワークやオンライン授業が増える一方、家庭以外の子どもの居場所が減ってきていることについて強い危機感を覚えるようになりました。
そこで2022年1月より、「コミュニティカフェななつのこ」の夜間営業を受託運営する形で、家以外の子どもの居場所作りとしてスタディ&コワーキングカフェ「えんカフェななつのこ」をオープンしました。
【活動内容】
■「えんカフェななつのこ」は
・子どもだけでなく、大学生や社会人にも開かれたスタディ&コワーキングカフェとする
・コミュニケーションのきっかけとなるようなボードゲームなどのミニイベント(参加自由)を日常的に開催することにより、地域の多世代交流を活発にし、新しい出会いやつながりを生み出し、子どもが居心地の良い場所を作りたいと思っています。
■また、近隣に在住する大学生達が中心となってカフェを運営し、普段あまり学ぶことができないプレゼンテーション、起業、税金、IT技術などに触れることができるような企画を定期的に行うことで様々な世代の利用者に学ぶ機会を提供します。
■プログラミングの関連図書も自由に閲覧/使用できるようにし、プログラミングに触れられるイベントを不定期に設けることで、子どもたちにプログラミングに興味を持ってもらい、将来の地方創生の鍵のとなるIT人材の発掘・育成を行います。
■企画をきっかけに人が集まり、情報交換や新しい知見を得られるようにすること、また地方、国内国外問わず実際に起こってい世界の課題を知り、考えることを身近に感じれる場を作っていきたいと思います。
活動報告
元々「ななつのこ」というカフェが10:00 - 16:00の間で営業していたのですが、今回助成金を利用して、学生、社会人をターゲットとした多世代交流の幅を広げるべく、夜の時間の営業を16:00 - 21:00まだ延ばし、「えんカフェななつのこ」として勉強と仕事が出来る場所として始めることにしました。
また、近隣に在住する大学生達が中心となって運営することで、若者を中心とした企画を行うこと、そしてレンタルスペースにて、子供向けのスクールを設け、プログラミングやデジタルに触れられる環境を提供しています。
宣伝効果は微力ながらも、少しずつ夜も営業していることが伝わり、主に子どもたちが集まる場となっています。
生活支援コーディネーターの方からも、次は大学生など若い世代からスマホ、PCなどの操作を教える場も始めていきたいと相談を受けており、夜でもシニア向けにイベントを計画したく思います。
開催したイベントのひとつとして、ボードゲームを使用して交流会を行いました。
やさしいものからちょっと頭を使うものまで、いくつかゲームを用意して子供から大人まで楽しめる場を設けました。
また適宜、イベントを開催していきたく思います。
今後の展開
この度、夜の営業を経て新たにカフェのリニューアルが行われ、飲食なども充実するようにシェアキッチンのスペースとしても活用できるようになりました。只今出店者募集中になります。
試しに出店にチャレンジしてみたいという方、自分でお店を持つにはハードルが高いといった方でもお気軽にご連絡ください。
また、ガーデンも手を加え、夜にはライトアップされるようになり、キッチンカーが定期的に止まり、夜間でも外で食事を楽しめるようになりましたので、是非ご利用ください。