「地域助け合い基金」助成先報告

NPO法人 地域サポートマリン

神奈川県横浜市金沢区 ウェブサイト
居場所その他

助成額

150,000円2022/03/17

助成⾦の活⽤内容

横浜市介護予防・生活支援サービス補助事業に応募し、2022年4月から新拠点での地域サロン活動(サロン名 「みんなの交流スペース むつら(六浦)」)を行う計画です。要支援認定の方に介護保険制度では賄いきれない介護予防ミニデイプログラムを企画したり、地域の茶の間としていつでもだれでも集える場を提供します。特に、栄養バランスのとれた食事を提供する地域食堂の活動は、あらゆる年代の方々に食支援ができるだけでなく、お料理好きな方々の活躍の場も提供できます。予定している拠点が2室に分かれていることで、多様に活用する予定です。マット敷のスペースを作り、親子(乳幼児)の居場所も展開します。私たちの地域は穏やかな地域でありこども好きな方々も多いので、こども達を地域で見守り多世代の交流も目的とし、放課後児童の居場所にもなりえる駄菓子コーナーを設け、こども達の自己決定や社会経験の場になることも想定しています。

活動報告

横浜市介護予防・生活支援サービス補助事業の補助金交付決定を受け、地域サロン活動(サロン名 「みんなの交流スペース むつら(六浦)」)をスタートさせました。本助成金は、地域サロン活動を行うための初期費用に活用しました。
2022年4月から要支援認定の方に介護保険制度では賄いきれない介護予防ミニデイプログラムを行う予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により開始が遅れ、地域ケアプラザの生活支援コーディネーターらと相談し、5月9日から始めることになっています。
栄養バランスのとれた食事を提供する地域食堂の活動は、4月25日より、ボランティア研修を開始しました。お料理好きな方々の活躍の場ともなり、調理ボランティアは30名くらい集まりました。
マット敷のスペースを作り、親子(乳幼児)の居場所も展開する予定ですが、ビルのオーナー側の床改修工事が遅れたこともあり、まだ開始できていません。
放課後児童の居場所にもなりえる駄菓子コーナーを設けたことで、さっそく小学生や乳幼児親子が来店しました。ボランティアスタッフからの「たくさん買いすぎてはダメよ」「歩きながら食べないで」などの声掛けがあり、ただ商品を売買するだけではない空間が提供できたことを実感しました。
地域の茶の間としていつでもだれでも集える場として、地域にPRしており「私たちが来てもいいの?」と近隣のクリニックなどに就労している若い世代の方々からも声をかけられています。

今後の展開

今までは、法人の中のボランティアグループで行ってきた様々なコミュニティー活動を、広くなった新しい場所で拡大、継続させていく。NPO法人地域サポートマリンの事業として、人と人との繋がりをサポートしていきたいと考えています。
介護予防・生活支援の活動を継続的安定的に行うことが第1の目的です。心と体の健康を維持できるよう、自由に通える、ゆったり過ごせる場所を提供していく。住民同士が支え合い集う拠点があることで、他の地域課題(子育て世代・学生・単身者等の孤立など)も見えてくると考えられるので、今後はそれらの課題にも取り組んでいきたいと思っています。コロナ禍での開業となるので、感染防止対策に留意しながらも、地域食堂(テイクアウトも含む)を開き、さらに多世代の方々の交流も生まれることで、温かな地域が広がっていくことを第2の目的としています。(ランチ・コーヒーは有料で提供)地域の中で孤立しがちな独居者や子育て世代にも足を運びやすい仕掛け(イベント)を行っていきたいと思います。
食品衛生や消防署への届け出なども済みました。
地域の皆様が安心して楽しく集え、顔の見える関係作りのために一層多くの活動に取り組んでいきたいです。

添付資料