「地域助け合い基金」助成先報告

【個人】 白馬孝子

茨城県つくば市
居場所見守り生活支援

助成額

44,000円2022/02/04

助成⾦の活⽤内容

あしび野多目的広場より10m近くの農園を貸し出すと知り、申請のきっかけになりました。
団地の高齢者率59.1%、高齢者世帯、ひとり暮らしが多く、今後ひきこもりが多発すると危惧していました。高齢者が散歩がてら畑で軽作業や収穫の喜び、ベンチでの語り場として活用していきます。
野菜や花を育て、近日見かけない方への様子をうかがいつつ収穫物を持って訪問します。
広場はトイレ、水道もひかれ散歩道、駐車場もあり、人通りも多く高齢者には安全安心な場です。

活動報告

ふれあい農園、高齢者世帯、独居宅、コロナ禍でひきこもり多く、ちょっと散歩がてら花や野菜を育て収穫を楽しむ「語り場」の必要性を感じ申請。健康づくりと語り場(ベンチあり)で心をリフレッシュして共生社会あしび野をめざしていきたい願いから少々離れた活動になりました。同タイムに会う人はいつも同じ、本当に支援が必要な方々に・・・。見守り登録者80才以上いる家庭を中心に各サークルの方々と交流し協力をえて有機野菜を届ける。無料で頂くことに躊躇する方もおりましたが、さわやか財団からの助成金での活動(自治会報に毎月報告を載せていただいた)、地区内の掲示板に活動内容、日時、手伝い求人のポスターを貼ったことで周知され、協力者も参加しやすくなり「手伝うよ」「用具足りないだろうから持っていく」種や苗も持ってきてくれたり、助言をして下さる家庭農園の方々も応援してくれました。
「〇〇の作業はいつしますか」「配布手伝います」「収穫した野菜余っているので皆に配って」はやとうりはあまり知られていないので「これ何です?」全家庭に2~3ヶ配布(効能やレシピを入れて)
「〇〇して食べて美味しかった」目標250ヶ心配していた私に他者より50ヶ届き最終的に2棟で354ヶ収穫
「次年度私も植えたい」など共に喜びあいました。夏野菜の揚げ物の会コロナ感染拡大で中止、来年やりましょうとの声があがり予定に組み入れました。

今後の展開

①土に触れ、野菜、花の育ち、水やり、収穫の喜びを体験させたいと親子、祖母と孫、友人同士など畑にこられました(子供総勢15名)。
②筑波大生(社会福祉専攻12名収穫作業を手伝い、高齢者宅・独居宅をたずね野菜を届け交流ができました)。
③社協を通じて地区で3回、全体地域で1回報告会をし、有機野菜を手に取り実感され我が地区でもやってみたいと話されるふれあい相談員や見学にくる相談員も2名おられました。
④団地内に少量ずつ2回半にわたり季節の野菜を届けることで直接お会いし言葉を交わすうちに生活の事、健康、入院、介護保険申請など相談を受け支援につなげできました。

添付資料