「地域助け合い基金」助成先報告
清住町ふるさと創生会
岐阜県各務原市助成額
150,000円(2022/02/03)助成⾦の活⽤内容
本会は、清住町及び近隣地域の不安全箇所の整備を図り、安全で安心な生活環境を創り出すことを目的としたボランティア団体です。
団体創設当初は、①通学路、生活幹線道路に隣接した山林の樹木(雑木、竹)の伐採、下刈り、大雨や大雪による道路へ倒れた木の除去作業。②通学路及び通学路に沿った車道の凍結防止剤の散布。
③通学路脇の草刈り。④高齢者宅の庭木の剪定、伐採及び除草作業。⑤中央公園(面積約10,000平方メートル)の動力草刈り機での草刈り等の活動を各務原市まちづくり活動として各務原市から助成金を得て実施して参りました。
令和元年度からは、これまでの団体の活動に「防犯パトロール活動」を加えて実施しておりますが、各務原市からの助成金は令和3年度で全て終わりました。
活動報告
希望の防寒用具は、当地の厳寒期の12月下旬から2月下旬までに欲しかったが、数量の取込み及び団体名等のプリント作業等のため納品が3月1日と少々遅れました。
そのため、降雪時の活動には間に合わなかったため早速、3月初めの夜間防犯パトロールと昼間の活動時に着用してパトロールしました。
新しい防寒具を身に着けての第1回目の夜間防犯パトロールは、3月4日(金)夜8時、外気温が零度以下であったにもかかわらず集まった6人の会員たちは、「さー行くぞ。」と言わんばかりに新調の防寒コートにネックゲイダーを首に通し、
防寒帽子をかぶり夜光タスキを肩から掛けて公民館玄関先に整列集合。会長から夜間防犯パトロール実施上の諸注意を聞いていざ出発。サンライトの赤色がやけに赤く見えて会員の気持ちも上昇気味に感じました。夜間のパトロールでは、
人通りはほとんどなく車が時たま走り抜けるだけ。町内を約1時間で一周して公民館に戻り、「すごく暖か~い。」「冷たい風は全然感じない。」「快適だー。」と新防寒具の感想を会員同士で話して、先ずは、会員の皆さんに気に入ってもらいました。
また、厳寒な寒さの中でのボランティア活動に取り組み会員のモチベーションが一段と上がりました。
3月6日(日)、11時、気温約5度、昼間のパトロールでは、「防犯パトロール中」と「団体名」の文字が入った新しい防寒コートを着て町内の方々の視線を気にしながらパトロールしていると、
早速、町内の高齢の男性から「ユニフォーム代えられたの?暖かそうでいいよ。!」と声を掛けられ町内の多くの方の目に留まり、団体のPRを兼ねてのパトロールで新年度には一人でも多くの仲間が増えることを願っております。
今後の展開
本会は、清住町及び近隣地域の不安全箇所の整備を図り安全で安心な生活環境を創り出すことを目的としたボランティア団体です。
例えば、生活幹線道路や通学路脇の山林の伐採、草刈り、冬期の道路への融雪剤の散布、空き家や高齢者宅の庭の整備作業等の他、防犯パトロール活動を行っております。会員は、若い時に培った技術や技量を生かし、自分たちが住んできた町を安全で安心な町にしようという思いで、最初は、鎌や草刈り機等を持ち寄って空き家の庭木や草刈りや通学路や公園の草刈りから始めました。
体を動かして、汗をかいた後の爽快さとやり遂げた達成感は他に例えようがない喜びです。
私たちが住んでいる町も少子高齢化が進み昼間は高齢者だけが取り残された町となり、近年は年間数件の車上狙いや自転車盗みが発生するようになりました。
また、子どもを狙った犯罪も近くの町では発生しており、子どもを犯罪から守ってやることも必要になって来ました。
このような身近な犯罪の抑止に繋がるように4年前から「防犯パトロール活動」を始めました。パトロール回数は原則月1回ですが、学校が休みになる春休み、5月連休、夏休み、冬休みは回数を増やし夜間パトロールも行っております。
特に、年末の夜警時には、地元自治会と共同で「年末防犯・防火パトロール」を行ます。また、後継者を育てるために、3月には「会員募集のチラシ」を作成し、町内に回覧します。
今では、町内で本会の存在を知らない方はないほどになって、活動中にも声を掛けられると元気が出て嬉しく思います。