「地域助け合い基金」助成先報告
瓜破地域活動協議会
大阪府大阪市平野区助成額
150,000円(2022/01/27)助成⾦の活⽤内容
・活用農園の概要(85坪288㎡)の土地を活用し「地域農園」として住民の新しい憩いの場とする。地域役員だけでなく「農園」に興味のある地域住民を含めた「福祉農園運営委員会」を結成し一体化を目指す。
・農業体験などのイベントを通じて「地域農園」を活用した高齢者と、子育て世代間交流の創出を軸に、高齢者が活躍出来る生きがい作りと、さらに子育て世帯が関わることによる次世代の担い手養成につなげる活動を行う。
・農園の活用により、子どもたちに自然の中で安全な農作物を自分達で作り、収穫した食材を食べ、幼稚園や保育園、小学校の子ども達を対象に「農園の体験学習」や「料理教室」を実施する事で食育にもつなげる。
・高齢者・障がい者・子どもなど国籍も排除することなく、さまざまな方が集まれる居場所とする。
活動報告
農園を活用した居場所作りの実現に向け、区役所出張所跡地を活用し、「瓜破活性化委員会」を経て、生活支援コーディネーターと連携し、地域の役員を中心に農園運営委員会を発足。本助成金を農園準備金(土代)に活用し、同時に委員会を3回実施。委員会では「まずは土の整備から」と活用に意欲的であり、土入れのための草取りや砂利の撤去も委員会で実施した。さらに市内の他区の農園の取り組みをコアメンバーで見学へ行き、さまざまな機関(農協や施設・学校など)と連携することが大切であることを学んだ。「瓜破連合社会福祉農園」の実現に向け、地域内の保育園と看板づくりを実施、さらに苗や土入れは地域の企業や農協と連携を実施している。
今後の展開
今年度~来年度初旬にかけて土入れ、畝づくりが完成したのち、委員会内で試験植えを実施する。試験植えには農協と協力し、植え方などをみんなで学ぶ予定。スローガンである「みんなで耕し、みんなで育て、みんなで収穫、みんなの笑顔」を大切にし、子どもから高齢者までが集える居場所をめざし、保育園や学校と収穫イベントも実施を企画していく。