「地域助け合い基金」助成先報告
宝塚チャレンジファーム
兵庫県宝塚市助成額
70,000円(2022/01/13)助成⾦の活⽤内容
「行くところがあり、する事がある場所。収穫する喜びがあり、食する楽しみがある場所として、一緒に畑仕事をしながら仲間づくりができる」ことをビジョンに活動をしている。活動を続けることで認知症の進行が穏やかであったり、家族の方がほっとする一時であったり、地域のデイサービスの利用者さんの参加があったりと、地域の繋がりを持ち、認知症への理解を広めたい。
活動報告
認知症の人達と週1回集まり、畑仕事をしています。
畑が見つかり、何もない状態での出発でした。持ち寄りのサビた道具・寄付の苗・種。生活支援コーディネーターさんからの言葉から助成金を頂き、畑仕事に必要なものが購入できました。
始めた頃の当事者さんは、口数も少なくお客様のようじでしたが、2ヶ月もたつと言葉数が増え、笑顔で「ここに来るのが楽しみだ」とか、集合時間の30分前から来られている方、旗仕事が当事者さんとパートナーが一緒に作業をする事でお互いを学び合う事が出来、このような場所が出来、良かったなあと思います。出来た野菜は参加者さんが購入して、次年度の資金にしています。無農薬であり、新鮮だと家族からのうれしい声も聴きます。残りが出ればデイサービスに持参し、食べて頂いています。イモ堀りなどの収穫時には声をかけ楽しんでもらっています。地主さんからの理解も得られ、私達の活動の支えになっています。
今後の展開
限られた広さの場所で、参加者が高齢の為安全第一に考え、当事者さんとパートナーの人数を計りながら今後もファームのビジョン「行くところであり、する事がある場所、収穫する喜びがあり、食する楽しみがある場所として、一緒に畑仕事をしながら仲間づくりができる」を大切に活動します。
「さわやか福祉財団」からの助成金でこの1年畑に十分な作物を植え、収穫する喜びを得、皆が心豊かな気持ちで過ごす事が出来ました。地域の人達がこのような活動をしている事を温かく見守って頂けるよう努めたいと思っています。