「地域助け合い基金」助成先報告
TEAM まきばの朝
福島県鏡石町助成額
150,000円(2022/01/11)助成⾦の活⽤内容
現在実施しているパラスポーツ教室は、コロナ禍の中で外出などの制限があるため、体を動かしたり、人と触れ合う機会が少ない障がい者や高齢者にとって、地域での人とのつながりを増やす場として必要と考えています。しかし、クラブが発足したばかりで、クラブ所有の道具が足りず借りている状況です。道具を購入できれば、活動回数を増やすことができ、障がい者や健常者がスポーツを通じて同じ時間を過ごすことができます。そこから障がい者への理解も深まり、困ったときに支援ができる繋がりができればと期待しています。当クラブは総合型スポーツクラブに登録しており、パラスポーツ教室は誰でも参加が可能です。今後、地域での定期的な活動の場を増やし、地域の方との繋がりをさらに作るために助成金を活用します。
活動報告
スポーツを通して地域の方が関われる場になるよう、障がいの有無に関係なく誰でも参加できるパラスポーツ教室を毎月実施しています。今回、助成金で購入したスカットボールは、障がいのある方や高齢の方でも行うことができ、地域の方と楽しむことができました。また、チームを作って活動することでより交流が深まり、地域の方にも障がいを理解してもらうきっかけにもなりました。一緒に活動しながら、地域にどんな障がいの方がいるのか知ってもらうことで、困ったときに支えあえる地域を目指しています。また、コロナ対策により、障がいある方や高齢の方が自宅に閉じこもり気味になっていることも分かりました。あまり地域の方との交流をしていなかったとの声もあり、運動不足解消や人との関りを増やすためにも、地域で活動できる場が必要と感じました。
今後の展開
障がいや高齢を理由に地域活動に参加できないのではなく、誰でもできるパラスポーツを一緒に行うことで、障がいを理解し地域みんなで支えあえるよう活動を進めています。障がいある方が地域の中で、自分らしく生活できるよう、より一層理解がふかまるよう今後も地域の方との交流を増やしていきたいです。