「地域助け合い基金」助成先報告

 すみだすみずみほりおこし隊

東京都江戸川区 ウェブサイト
その他

助成額

150,000円2022/01/04

助成⾦の活⽤内容

事業名: 「すみだすみずみつながりたい!?地域のみんなで楽しく交流しよう!?」
目的:子供からお年寄りが、墨田区を中心とするエリアについて楽しく遊んだり学んだりする機会を作ることで、地域への愛着を高め且つ地域の新たなコミュニティー形成に貢献する。

概要:図書館等を拠点にして、ボードゲーム大会(プラン1)や街歩きイベント(プラン2)を実施し、参加者間の交流を促進すると共に、それぞれの活動で得られた成果を、ウェブや図書館等で展示・公開することで、更なる交流の輪を広げることに努める。

構成案:
・プラン1:当方スタッフが図書館、児童館、福祉施設等に出向いて、ボードゲーム「スミトリー」のミニゲーム大会を開催し参加者間の交流を図る。
構成はゲーム→クイズ作りミニワークショップで、1開催あたり2回実施を想定。
「※スミトリー」はすみだに関する情報をクイズ等で紹介する当方のオリジナル制作物。
・プラン2:図書館や博物館等と連携し、インターネットの百科事典ウィキぺディアを編集する街歩きイベント「ウィキペディアタウン」を実施し交流を図る。
講義→街歩き(取材)→資料の読み込み→編集作業という流れを5?6時間かけて行う。

対象:
・墨田区在住・在勤者及び墨田区に関心がある人全て。プラン1は未就学児童からお年寄りまで幅広い年齢層に参加してもらうことを想定。プラン2はパソコンの基本操作が出来る等中学生以上の年齢層を想定。
・延べ参加人数:100名以上を目指す(プラン1→70名以上・プラン2→30名程度)※新型コロナウィルスの感染状況により見直しの可能性あり。

期待される効果:
・年齢層や興味に応じて参加できるメニューを複数用意することで、今まで繋がれなかった人々の交流機会を増やせる。
・プラン1・2共に、すみだエリアについて楽しく知り学ぶことを目指していることから、その成果をきっかけに新たな交流企画等の派生が期待できる。

スケジュール案:
・2022年3月から約1年かけて実施する
・プラン1は隔月1回程度実施予定
・プラン2は春と秋に計2回実施予定

活動報告

事業名: 「すみだすみずみつながりたい!?地域のみんなで楽しく交流しよう!?」
・プラン1:当方スタッフが図書館、児童館、福祉施設等に出向いて、ボードゲーム「スミトリー」の
ミニゲーム大会を開催し参加者間の交流を図る。
<どのような活動ができたのか>
1)墨田区立八広図書館と八広はなみずき児童館の協力を得て、学童向けにボードゲーム「スミトリー」ゲームと図書館資料を使ってゲームのクイズ作りワークショップを実施した。
2)社会福祉協議会(以後「社協」)が定期的に開設している地域福祉プラットフォームでボードゲーム大会を開催していただき、高齢者を中心にゲームとその内容に関係する墨田区のトリビア情報の解説ワークショップを実施した。<すすめるうえでどのような苦労があったか>
新型コロナウィルス感染拡大の影響で対面型のワークショップの実施が制限されていた為、特に対象を子供や高齢者としたプラン1の実施は非常に困難を極め、当初予定した回数を実施できなかった。

・プラン2:図書館や博物館等と連携し、インターネットの百科事典ウィキぺディアを編集する街歩きイベント「ウィキペディアタウン」を実施し交流を図る。
講義→街歩き(取材)→資料の読み込み→編集作業という流れを5?6時間かけて行う。
<どのような活動ができたのか>
墨田区を北部と南部に分け、それぞれ1回ずつワークショップを実施する事で、参加者に墨田区の魅力を知ってもらうようにした。
1回目:7月4日実施 南部エリアでは葛飾北斎と杉山和一(鍼灸の開祖)を取上げ、それぞれのゆかりの地を訪ねたり、美術館内で作品を鑑賞する等をした後。ウィキペディアの編集作業を行った。
参加者は延べ16人で、墨田区住民とウィキペディアタウンに関心がある墨田区外の方等、様々な属性の方達が参加した。また、墨田区立緑図書館及び墨田区立すみだ北斎美術館の協力を得て、参加者に有益な情報や資料の提供ができた。
2回目:12月3日実施 北部エリアでは東武博物館やすみだ生涯学習センターの設計者長谷川逸子等を取上げ、1回目同様に取材と編集作業を行なった。また、墨田区立ひきふね図書館の協力を得て、前回同様に資料提供ができた。参加人数は前回より少なくなったが、内容的には密度が濃いものになった。
<すすめるうえでどのような苦労があったか>
2回目については、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け告知が十分に行えなかった。
 
※上記プラン1、プラン2共に別添資料有

今後の展開

プラン1について
昨年度の大半は新型コロナウイルス感染の影響で対面型のワークショップは実施できなかったが、3月から徐々に緩和が進み、地元の図書館や児童館そして社協との連携で2回開催できたことで、改めて地域とのつながりの大切さを実感し、継続して活動する為の基礎固めができた。
中でも特に社協と繋がりを得られたことで、高齢者にボードゲームワークショップを実施可能となり、しかも好評を得られたことが大きな収穫だと感じている。
今後は子供から高齢者までが一緒に交流できる機会を増やしていきたい。

プラン2について
日本国内だけでなく世界各地で実施されている「ウィキペディアタウン」を墨田区で初めて実施したことで、墨田区内外の人達に、墨田区の魅力を伝えることが出来たと感じている。またこのプロジェクトを実施したことで、墨田区内生涯学習施設が主催して2月にウィキペディア関連のイベントが実施されるなど関心の輪が広がっているので、今後は自治体等を巻き込んで地域に浸透させていきたい。

添付資料