「地域助け合い基金」助成先報告
【個人】 成川 理枝
東京都あきる野市助成額
150,000円(2022/01/11)助成⾦の活⽤内容
コロナ禍での経済格差の広がりにより、子ども達の学習格差が大きな社会問題となっています。そこで、安定して子ども達に学習する環境を提供することはできないかと、場所を探していたところ、地域の認証保育所さんが、空いているスペースを提供してくださることになりました。
このスペースを使い、
①午前中は幼児と親の居場所づくり
②放課後は、学校から帰ってきた子ども達の遊び場作り(地域の高齢者とボードゲームや将棋などのゲームをして遊べる場所)
③夕方からは、子ども達が楽しく学べる場所の提供
④夜間は中・高生に向けた自習室の提供
を行いたいと思っています。
そのために、スペースの改修・整備のために必要な資金を助成金で補わせていただこうと思っています。
活動報告
ずっと空きスペースでゴミがたくさんあった場所を、みんなで掃除をして、ごみを捨て、新しい畳を敷き、新しい机を作って、子ども達が学習できる環境を作ることができました。
地域の方々がたくさん協力してくれて、お掃除をするときも大人も子供もたくさん集まって協力してできました。ごみを捨てに行く際も地域のお寺さんが軽トラックを貸してくださったり、リフォームの仕事をされている方がトイレの修理をしてくださったり、畳やさんが中古だけどきれいな畳をご寄付してくださったりしました。
また、机を作る際もたくさんの方が協力してくださり、とても素敵な机を安く作ることができました。
人が出入りするようになって、空きスペースに風が通り、よどんでいた空気がきれいになり、使われていなかった場所を有効活用することで、この場所も喜んでいるような気がします。
今後の展開
今後、この場所を使って、子ども達への学習支援活動を中心に、色んな人達が楽しく集まることのできる活動をたくさんしていきたいと思っています。