「地域助け合い基金」助成先報告

 Circular In-finity

東京都墨田区 ウェブサイト
その他

助成額

150,000円2022/01/24

助成⾦の活⽤内容

Youtube
大学にも行けず、やりたいことが分からない若者に向けて、環境・SDGs・国際などのキャリアで輝いている人を紹介することで、当人たちの活力やモデルケースになることが期待される。より知りたい・学びたいという欲求にかられた若者や留学生は、地域などのつながりにおいて先人を訪ねることが期待される。

こども政策
現行のこども政策の報告書には、将来世代など弱者についての記述が不十分である。そこで、環境や外国人など将来の課題を材料とすることで、一般の方や若者、こどもと一緒に施策を考える、または意見表明できる場を作ることで、社会制度への影響や当事者のリテラシー向上が期待される。同時にシステムの不備を運用面でなんとかしようというモチベーションが高まり、地域社会との持続可能な関係性の構築が期待される。

活動報告

こども事業に関して
国内外の女子大生団体Future OneをCircular In-finity内に結成して、webサイトを立ち上げた。
このwebサイト内で、「World Shift」の形を活用して、こどもたちやSDGsについてのアンケートを行った。その結果、老若男女50件ほどの意見が集まり、全国民が閲覧できるようになった。審査員5者により、この中から5つの賞を選定した。審査員には元教師と現役教師が含まれている。
Youtube事業に関して
不思議な経歴ながら、今をときめく5者にインタビューを行い、見やすい動画にした。これにより、部屋の中で大学の授業やコミュニケーションが限定されて、夢が持ちにくい現代の若者が自分のペースで気軽に閲覧することができる。
地域とのつながりについて
オンラインの活動ゆえに、様々な地域の方々と交流してきました。志摩市、熊本市あたりはかけた時間の割には実らず、北海道や徳島県は安定した交流もあり、それぞれの高校に講演も行った。若者の刺激になることを願う。三島市や富士市はどちらも静岡県だが、濃い関りができた。どちらにも社会課題の解決を取り組んでいる者がおり(元行政官と現行政官)、同床異夢の様相ではあるが、スポットでの協働は見込まれる。
課題について
巻き込みやすさが属性に紐づいている印象がある。社会課題の解決を夢想するリーダー各は、過去の経験や未来の展望について容易に話が盛り上がるが、現状で手を動かせる余裕はなく、クリエイティブなどの特殊技能を持ち合わせないケースがみられる。一方、ITや動画などのクリエイティブの能力がある方は、顧客課題やプロジェクトベースの考え方というより、算盤をはじいている印象があり、巻き込みにくさは終始感じられた。つまるところ、実務家にはカネが回り、夢想家にはカネが届かない。
別紙を添付。

今後の展開

今回のプロジェクトは私の思いではなく、限られてはいますがみなさんの思いを可視化するものでした。コンテンツはできているので、あとはみなさんの閲覧の出会いを作るだけです。これから札幌や徳島など複数の地域、学校、企業を通じて、アウトリーチに取り組んでいきたいと思います。広報に居力してくださる方がおりましたら、よろしくお願いします。

添付資料