「地域助け合い基金」助成先報告

 田島町福祉協議会

大分県日田市
見守り配食・会食

助成額

128,000円2022/01/11

助成⾦の活⽤内容

田島町民400世帯(約1,000名)に新しい(デザインにも手を加えた)黄色い旗を配布し、「黄色い旗運動」を推進します。朝夕の旗の出し入れを通して絆を深めます。例えば、もし戸口に旗の掲揚がなされていない場合、福祉委員に連絡すると共に、隣近所に声を掛け合い、安否を確認します。もし、一人暮らしの家庭のみの掲揚であれば、「ここは高齢者一人暮らしか」と思われるので、全世帯の掲揚が必要で、全世帯で安全な田島町を目指します。

活動報告

助成金(128,000円)の援助により「黄色い旗」400枚が完成しました。自治会の女性クラブ(写真)が3月~5月にかけて縫製・制作等に骨を折りました。当所は女性クラブと小学生の子ども達との協同作業も考えましたがコロナ禍のため断念しました。
R4年7月1日に理事から班長に渡し、班長が対象の全世帯一軒一軒に配布しました。世帯に於いては、1世帯7~8人の所や1世帯1人(25軒)の所もあります。

「旗」配布までは、
・太田旗店より正月明けに染物旗が到着しました。
・1月及び2月の理事会で縫製の段取り人員・道具・費用等について話し合い、3月~5月にかけて完成しました。
・6月の理事会で黄色い旗の棒について協議をし、6月の広報紙「あした」で町内に報告しました。
・7月1日の配布と共に再び広報紙「あした」で掲揚を呼びかけました。更に自治会の回覧(資料)で一軒一軒「さわやか福祉財団」のお陰である旨を町民に知らせました。

上記の通り田島町自治会が福祉協議会を中心に理事会に諮りながら女性クラブの協力を得て完成したものであります。今回の黄色い旗は2世代目で真新しく文字が入り(今日も元気です)ました。自治会の広報紙「あした」が(資料)事前に2回町民に新しい「黄色い旗」が完成する事を知らせてくれました。町民も文字入りとはどんなものかと心待ちして、期待している様子が噂で伺えました。旧旗から新旗に切り替えの日は、旧旗に感謝と新旗にこれから先の健康を託す新たな気持ちになりました。
田島町一斉に「今日も元気です」の旗が棚引く姿を目の当たりにすると地域が生き返ったように感じられました。

今後の展開

平成24年に「町民の見守り」運動の一環として「黄色い旗」の活動が始まってから、今年で10年目を迎えました。この度、さわやか福祉財団の助成金と田島町女性クラブの協力を得て、第2世代目の新しい「黄色い旗」ができました。
新しい旗には「今日も元気です」の文字が入っています。町民の皆様には毎日の健康を祈念しながら毎朝の掲揚で「今日も元気です」。夕方の降納で「今日も無事でした」。のメッセージを発して頂くことを願っています。
田島町には1人暮らしの方が25人(25軒)います。毎日の掲揚・降納は身体の悪い時はそれこそ大事な事だと考えています。福祉委員の方が話していました。一人暮らしの玄関に「黄色い旗を見るとホッと安心する。と、黄色い旗により、地域住民の「今日も元気です」のメッセージでかつどうが起き、見守り、見守られる地域の一体感が醸し出される事と期待しています。

添付資料