「地域助け合い基金」助成先報告

 葵の健康体操教室

広島県広島市中区
居場所見守りその他

助成額

150,000円2021/12/17

助成⾦の活⽤内容

コロア禍で閉じこもりがちになってしまった地域住民に興味を持ってもらい、参加者を増やす為に、今行っている[いきいき百歳体操]に加えて外部講師を招き、より楽しく、より効果的な運動を行い、健康維持・介護予防を向上し、地域共生社会の一助にしたいので助成金の応募をした。

活動報告

助成金を頂いたお蔭により、色々な講師を招聘出来て、体操の内容もバライテイーに富み、近隣地域の参加者の増加にも繋がり、多い時には25名の参加者がおられました。
又講師の方々は、体操指導の合間には、ユーモア溢れる会話、又頭の体操もふんだんに取り入れて下さり、私達にとっては笑い溢れる、楽しく充実した時間を頂きました。
兎角、閉じこもりがちになる年配の人達に、外に出るきっかけ、対話するきっかけ、共に笑えるきっかけはと思い、又健康寿命を延ばす為に、この健康体操を皆さんと始めて7年余りとなりますが、この助成金を頂いたお蔭で、沢山のスキルの高いご講師を呼ばせて頂き、体操内容も充実され、今後の自主体操にも大いに参考になるご縁を頂きました。
何よりも有難かった事は、自由参加が原則ですが、参加者が参加したいと思う前向きな気持ちになって下さった事です。
私達グループの平均年齢は約75歳位ですが、最高年齢は94歳です、この人は年老いてゆく私達の模範になるような人で、何時も自分の出来る範囲で体操され、何時もにこやかな笑顔を以って皆さんと接して下さり、パラリンピックの提唱者と言われたイギリスのグッドマン博士の「失ったものを追い求める前に、残されたものの価値を見出せ」と言われた言葉を体現され、年老いてゆく私達の道標となるような人です。
課題や苦労としては余りありませんが、講師の方々は色々と多忙であり、時間調整に苦労した事ぐらいです。
最後に改めて、助成金を頂き厚くお礼申し上げます。
この助成金を活用することを通して、多くの人と新たな出逢いがあり、共に身体を動かし、共に慶びを頂いた、有るごと難しの尊いご縁を頂きました。

今後の展開

年齢を重ねると、段々と外に出ることも億劫となり、内に閉じ籠りがちになりますが、予定を作り外出すること、歩くこと、話すこと、笑う事、感動する事が大事ではないか、その為にもこの健康体操を継続することが大事であると改めて思ったことであります。
そして、この体操内容を充実する必要があると、この助成金を頂いて改めて感じたことです。
町内会・老人会とはつねに連携して、添付の如く健康体操の活動をPRし会員は増えております。
コロナも収束したのかなとも言われ、平均年齢も徐々に増加している昨今、改めて地域での繋がり、助け合いが大事ではないかと思うのであります。
何時でも、誰でも、気楽に参加ができる楽しい教室にしたいと思います。
今後、助成は無くなりますが、この健康体操を通して健康維持・介護予防・地域共生社会に向けての一助になればと思う事であります。

添付資料