「地域助け合い基金」助成先報告
ポコ・ア・ポコ
埼玉県八潮市助成額
150,000円(2021/12/06)助成⾦の活⽤内容
当団体は、会則第2条を基本に活動を行っておりました。が、コロナウイルス感染予防の為、従来の練習会、出張ボランティア、会独自のイベント等が、すべて中止となっております。
そんな社会環境の中で、年齢を問わず、引きこもり、認知症、孤独死が後を絶たない状態です。
「自分も周りも元気に」を合言葉に活動を続けるポコ・ア・ポコは、コロナウイルス感染予防の為、歌うことを自粛し安全で、安心して、できる方法に取り組みました。
※演奏(簡単な打楽器使用)ピアノ他の生演奏に合わせて体を動かし、カスタネット他の楽器を演奏するグループ リズム&レクレーション部
※車椅子でも参加出来る、健康吹き矢グループを立ち上げました。
最低限の用具は、他団体の助成金で揃えてスタート致しましたが、参加希望者は日増しに多くなり、現在は健康吹き矢認定講師より、用具をお借りして、開催しております。
当初は、会員から先ず打楽器、吹き矢の作法や、楽しめるカスタネット基礎を身につけ、ボランティア活動に備える予定でしたが、コロナ禍の自粛、自粛が長引いたせいか、予想を超えた反応に戸惑っておりました。その矢先に、八潮市社会福祉協議会八潮ボランティアセンター通信「ぬくもり」紙面にて助成を知りました。
当団体の目標は、出前ライブ、出前健康レクレーション等、ゆくゆくは、誰でも気軽に立ち寄る事ができる。田舎家(カフェ)曜日ごとに各団体が中心に、演奏会、手芸、他使用可能な居場所づくりを目指しております。(お茶)のみの参加可能!
活動報告
自粛生活が長くなり人との交流が減ったせいで、一日中誰とも会わない・話さない日が多くなりました。そこでテレビが唯一の楽しみでありましたが、ロシアとウクライナのニュースが重なり、恐れと不安の毎日に追い打ちをかけ、精神的、身体的にも限界が見え始めていました。孤独死、認知症など果ては救急車のサイレンが以前よりも毎日多く感じられます。
そこで、「自分の健康は自分で守る」地域住民のつながりは自分から行動を起こす考えから、吹き矢グループ・簡単な打楽器演奏をピアノ演奏に合わせて合奏を楽しむグループと4~5名から始めましたが、今では、13~15名となりました。会場の収容人数制限一杯となり、他に場所と講師のアシスタントを今のメンバーから養成しています。
市内に数か所開催を目標に活動を行っています。
参加者の中には、夫がデイサービスの日だけ参加とか、認知症のご主人を同伴され、2~3時間を仲間と過ごせる事が嬉しいと喜ばれています。
これも、貴財団の助成金のお陰で用具一式を充実できた結果です。今後は、感謝の心を行動に変え活動を続けてまいります。
※昨年末~準備を始め近隣地域住民の憩いの場である、八條親水公園、公衆トイレ前雑草地を、八潮市公園みどり課の指導と協力の下、花壇に変身できました。防災対策・美化活動・を通して、元気の輪を広め隊が正式に「2022年4月1にに発足しました。」
今後の展開
■ポコ・ア・ポコ セミプログループは、従来の活動と技術の向上に努める。
■リズム&レクレーション 楽しく歌って、合奏出来る。親睦を深める。
■吹き矢グループ 健康維持と仲間づくり、自分への挑戦。吹き矢のレベルアップに合わせて、資格試験に挑戦し、講師のアシスタントを目標とする。
■ポコ・フラワーズ 独立グループ活動とするが、公演コンサート等共同でお楽しみ会開催予定(八潮市公園みどり課)に申請中
■居場所(カフェ) 何時でも、気楽に立ち寄れる場所、曜日を決めた活動を計画中