「地域助け合い基金」助成先報告

【個人】 加藤純子

愛知県名古屋市瑞穂区
居場所

助成額

150,000円2021/12/03

助成⾦の活⽤内容

1軒の空き家を利用し、「地域住民は皆家族!」をキャッチフレーズに、特に高齢者と子育てママの交流を中心に安心して集える居場所を整備したいと思います。我々の地域は住宅地と文教地区を併せ持っており、若い世帯が多く、子どもの人口は名古屋市において唯一増加傾向にあります。そこで核家族の子育てママに対して子育ての悩みや相談を気軽にできる環境づくりと、高齢者においては趣味やお喋りの集まりだけではなく、子育ての経験を活かし子育てママのサポートで生きがいづくりにつながればと考えています。元気な地域は沢山の元気な高齢者がいると言われています。その理由は、高齢者が地域の役に立っているという自負であり、仲間がいる事だと思います。我々の地域も元気な高齢者がどんどん増えるように、そして高齢者が最期まで人間としての尊厳が守られ、安心安全に地域で生活できるような地域づくりの拠点を今回開設する居場所で実践していきたいと考えています。
今回申請した助成金は、居場所に集う地域住民の皆さんが夏の暑さ、冬の寒さをしのぐための集まりやすい環境を整えるために、エアコンの整備に使いたいと思っています。

活動報告

息子家族が引っ越し後7年間も空き家であった離れで茶論をたちあげました。
とりあえず週1回を目標にスタートしようと思っていましたが、幸いにも民生委員さんから活動場所を探しているグループを紹介していただき、2月24日に見学会を開き3月からのご利用になりました。
現在は手芸のグループと麻雀グループの2グループですが、部屋ごとに違うグループが集いそのグループがつながりの輪を広げていければと思っています。

今後の展開

小さな空き家を地域の大家族にしたいと思い「陽明茶論 ごいっしょに」を始めました。
地域の民生委員の方々のお力を頂き願いが叶いました。
コロナ禍でなかなか外出する事がままならない方達は切実に人と人とのコミュニケーションを求めていらっしゃいます。
フレイルにならないためにも、認知症が進まないためにも茶論の役割は大きいと実感しています。
「陽明茶論 ごいっしょに」はコロナ禍でも予防を徹底し出来る限り開きたいと思っております。
今早急に必要なのは、足腰が弱った高齢者の方々の安全と安心のため、手すりの設置です。
是非手すり設置のご寄付をお願い致します。

添付資料