「地域助け合い基金」助成先報告
NPO法人 ナルク札幌手稲わいわい!
北海道札幌市手稲区助成額
50,000円(2021/10/25)助成⾦の活⽤内容
会員同士の助け合いが主ですが、会員以外の生活支援もあります。子育て中の若いお母さんのサポート、経済的に厳しい世帯の支援もします。地域に拠点を置いてますので、事務局経費がかかります。ボランティアが労力だけでなく資金までも負担するのには限界があります。住んでいるこの地域も超高齢化が進み、一人暮らし、二人暮らしが増えてきて、家にとじこもりがちになってきています。「いつまでも住みなれたこの街に暮らしつづけたい」を支援、応援したい気持ちでいます。ご近所同志が気軽に集える場を作ってコミュニティあふれる町にしていきたいです。
5年、10年継続的な活動をしていくために初年度は土台づくりです。
活動報告
設立したばかりの私たちの団体には初期費用など資金的に支援していただくことは継続的に活動していくためにとても心強い原動力になります。私たちの会員は星置地域の広く各単町内会から参加されていますので各会長さんへの挨拶周りもスムーズにできてご協力もいただいています。設立後まもなく地域の居場所作りとしてサロンを開設してご案内チラシを持って地域の方やシニアクラブに置きチラシさせてもらったりしました。今では常連さんもできて月2回休まずに開催しています。その常連さんが新年度になって全員ナルクの会員になり、そのおひとり様から「高齢になって庭木の手入れができないので」と荒れ放題の庭木の手入れの依頼があり、すぐに6人体制でおうちに伺い2時間ほどできれいに!!とても感謝されました。利用する方も提供する方もうれしいそんな活動です。
年明けに会員拡大キャンぺーンとして会員拡大説明会チラシを作製して、手配りと新聞折込をしましたが思ったような成果にはつながりませんでした。問い合わせが数件あったりしましたので少しづつ認知されていけばと思います。サロンを通して地域への情報発信だったり、奉仕活動として地域社会貢献(シニアクラブと連動して)に参加したり、高齢者施設での清掃活動も実施しています。
後半に開催した葬送学習会は総会の二部として開催したのですがとても内容がよかったと好評でした。
今は葬儀のことを話題にすることはタブーでなくなったということもあり、いろいろと気軽に質問されていました。好評でしたので第二弾も検討中です。
今後の展開
在宅生活支援活動も少しづつですが出来ています。「地域のご用聞き」を目指します。
まずは会員同志のコミュニティを大切にして、活動会員を募りながらボランティアの人材育成を兼ねて実践していきます。
会員の「ボランティアって楽しい」を継続していくためには健全な会の運営が欠かせません。支える方も支えられる方も共に会員で、共に生きがいをもって支えあって地域で暮らし続けたいと思っています。
時間預託活動も増えつつあり、サロン運営も会を支えてくれています。
今後の活動を拡げていくためには当会だけでは難しく、他団体との連携が必要と思います。地区社協、福まち、町内会、民生委員・児童委員・地域のワーカーズコレクティブ等等 どのような連携が取れるか模索していきます。
10月16日(日)「ナルク札幌手稲わいわい!一周年感謝祭」を予定しています。この機会に地域団体への呼びかけを考えようと思います。