「地域助け合い基金」助成先報告
沼貫地区自治振興会
兵庫県丹波市助成額
150,000円(2021/10/07)助成⾦の活⽤内容
【背景】
沼貫地区自治振興会では、「元気で安心安全な地域づくり」をめざした取り組みとして、令和元年度に65歳以上にアンケートを実施し、その結果から自治会長・民生委員を中心に検討し、高齢者の見守り活動の一つとして、日中玄関先等の軒先に黄色い旗を掲げ、元気に暮らしていることを知らせるという黄色い旗運動を展開するこにいたしました。
【活動する目的】
黄色い旗の掲揚は、高齢者や一人暮らしの高齢者、身体が不自由な方など住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らし続けられる地域社会の実現を目指し、地域での見守り活動を通じて異常のあった家庭を早期に発見し、必要な支援を掲げることを目的とし、地区内全世帯を対象に取り組みます。
活動報告
当振興会では、「元気で安心安全な地域づくり」を重点に取り組みを行っており、その一つとして住民同士が支え合う「黄色い旗運動」は、地区内65歳以上の方を対象に生活上の不安や困りごとを尋ねたアンケート調査結果をもとに生まれた活動です。
高齢者世帯のみならず全世帯を対象に、毎朝、近隣から見やすい玄関先等に黄色い旗を掲げ、夕方に片付けることにより隣近所同士で安否確認などに機能しています。また、「旗」というシンボルによって、地域全体に見守り合う意識の醸成につながることを期待しています。
今回の取り組みは、アンケート結果をもとに振興会3役及び地区内9名の自治会長、7名の民生委員で支え合い推進会議を立ち上げ、丹波市社会福祉協議会職員を支援コーディネーターとして参加してもらい、1年以上協議検討を重ね11月に実施の運びとなりました。
一人暮らしの高齢者からは、「皆さんに毎日見守っていただき安心して暮らせる。」とのお声もいただいています。
今後の展開
高齢者の見守り活動として、黄色い旗を掲げて「元気の証」事業を地域一体となって取り組んでいます。
取り組み開始から1か月、地域全住民に更なる意識付けにより、地域支え合いまちづくり活動を充実させていき、住民が安心して暮らせる地域をめざして活動をしてまいります。